第161回直木三十五賞は大島真寿美氏の『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』に決定!
第161回直木三十五賞は大島真寿美氏の『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』に決定しました。
直木三十五賞|公益財団法人日本文学振興会 – 文藝春秋 : 参照
ちなみに、「直木賞」と言えば、下掲のサイトを参照してください。
芥川賞、直木賞の講評や裏話など、さまざまな情報満載のサイトで、おすすめです。
面白い小説を探している時に何かのヒントになるかもしれません。
第161回直木三十五賞は大島真寿美氏の『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』に決定しました。
直木三十五賞|公益財団法人日本文学振興会 – 文藝春秋 : 参照
ちなみに、「直木賞」と言えば、下掲のサイトを参照してください。
芥川賞、直木賞の講評や裏話など、さまざまな情報満載のサイトで、おすすめです。
詳しくは、
※ 直木三十五賞|公益財団法人日本文学振興会 – 文藝春秋
か
※ 直木賞のすべて
を見てください。
候補者一覧(作者名50音順)
候補者名 | 候補作 | 出版社 |
---|---|---|
朝倉かすみ (あさくら かすみ) | 平場の月 | 光文社 |
大島真寿美 (おおしま ますみ) | 渦 妹背山婦女庭訓 魂結び | 文藝春秋 |
窪美澄 (くぼ みすみ) | トリニティ | 新潮社 |
澤田瞳子 (さわだ とうこ) | 落花 | 中央公論新社 |
原田マハ (はらだ まは) | 美しき愚かものたちのタブロー | 文藝春秋 |
柚木麻子 (ゆずき あさこ) | マジカルグランマ | 朝日新聞出版 |
今回は、候補作となった作品の作者が全員女性という結果になりました。史上初のことだそうです。
個人的には朝倉かすみ氏と大島真寿美氏の作品は読んだことがありません。それ以外の四氏は、皆一度は直木賞の候補になった作家さんでもあります。
原田マハ氏は『楽園のカンヴァス』以来今回で四度目であり、澤田瞳子氏も三度目、窪美澄氏と柚木麻子氏も二度目と、誰が受賞してもおかしくない実力者ぞろいでもあります。
作者名、作品名はそれぞれに本サイト内の作者、作品頁へとリンクしています。
よろしかったらそちらもご一読をお願いいたします。
2020年3月にやっと候補作品をすべて読み終えました。
ちなみに、第161回直木三十五賞は大島真寿美氏の『 渦 妹背山婦女庭訓 魂結び 』に決定しました。
※ 読売新聞の「RUGBY WORLD CUP 2019 日本大会 特集」という記事の中に、「 平尾誠二を語る 」という記事があります。
松尾雄二という巨人と並ぶヒーローの一人である平尾誠二の魅力を語りつくした記事です。是非読んでみてください。(2018/08/10 記載)
ラグビーワールドカップ2015での日本代表の活躍は、一時期とはいえ楕円球を追いかけた身には本当にうれしいものがありました。少しでも ラグビーを かじった人はみな同じでしょう。
私がラグビーで汗を流していたのは高校時代、1960年代も末のことで、その頃はラグビー人気は全くありませんでした。同級生の女子に応援を頼んでも、あんな汚いスポーツは嫌だ、としか言われなかったほどです。
それでも、 ラグビー部 を舞台にしたテレビドラマとして、 夏木陽介主演の「青春とはなんだ 」(1965年) 、竜雷太の「でっかい青春」(1967年)、中村雅俊の「われら青春!」、宮内淳の「旭ヶ丘の大統領」(1979年)と続き、そして山下真司主演の「スクールウォーズ」(1984年)が大ヒットしました。これらのドラマの間にはサッカーが主役となるドラマが放映されていたものです。
テレビドラマ「青春とはなんだ」は、石原慎太郎の『青春とはなんだ』 を原作としていたのですが、この本は石原慎太郎の『青年の樹』、『おゝい、雲!』などとあわせて青春小説の原点ともいえる作品でしょう。
ただ、 この点は『坊っちゃん』や『人生劇場』などの名作もあり、捉え方によっては違う意見もありそうです。
私の高校時代こそラグビー人気はありませんでしたが、それでも、大学選手権、日本選手権と国立競技場は満員でした。その後、あの松尾雄治氏が率いる新日鉄釜石の日本選手権七連覇の時代が来ます。
次いで平尾誠二氏の神戸製鋼が七連覇をします。この平尾誠二という人はプレイスタイルは勿論、見た目もスマートでかっこいい男でした。先年、若くして亡くなられたのは実に残念です。
ラグビー関連の本として今でも忘れられないのは、伏見工業高校の山口良治監督をモデルにしたと言われる馬場信浩氏が書いた 『スクール・ウォーズ―落ちこぼれ軍団の奇跡』という本で、テレビドラマ「スクールウォーズ」の原作となった作品です。
先年の甲子園を沸かせたヒーローの一人で後にプロに進んだ選手で清宮幸太郎君がいます。彼のお父さんが早稲田出身で、後に早稲田ラグビーの復活を果たした清宮克幸氏です。
この人のことを書いた松瀬学著の『清宮革命 早稲田ラグビー再生』という本は実に興味深く読んだ本です。松瀬学という人も早稲田ラグビー部出身の方で共同通信社記者を経て今はノンフィクションのライターをされている方です。
ラグビーを描いた小説はあまりありません。それでも、まずは堂場瞬一を挙げるべきでしょう。この人は警察小説の第一人者として有名ですが、スポーツ小説も素晴らしいものがあります。
『 二度目のノーサイド 』と『10 -ten-』という作品がありますが、ラグビーというスポーツの熱さを描いているという意味では 『10 -ten-』 に軍配が上がると思います。
そして、数年前に 高橋克典主演で NHKで 『不惑のスクラム』 としてドラマ化された作品の原作が安藤祐介の『 不惑のスクラム 』です。
おっさんたちの行うコンタクトスポーツとしてのラグビーの魅力が詰まった作品であり、是非読んでもらいたい作品の一冊でもあります。
そし早稲田ラグビーを描き出した作品があります。藤島大という人が書いた『北風 小説 早稲田大学ラグビー部』です。残念ながら私は未読ですが 、いつか読んでみたいと思っています。
また、池井戸潤 が今秋のドラマのために書いたという『 ノーサイド・ゲーム 』という作品があります。
この作品は企業小説としての面白さもさることながら、 舞台となっているトキワ自動車ラグビー部のアストロズ というチームのメンバーがラグビー経験者、それも全日本代表クラスの人たちを登場させているところが驚きでした。
その中に全日本代表キャプテンだった廣瀬俊朗氏もいたのです。それも重要な役どころで登場していたので、さらに驚かされました。勿論、ラグビーの試合場面も迫力満点です。
今年2019年には日本でラグビーワールドカップが 開催されます。わが郷土熊本でも2試合が開催されます。事情で私は見に行けませんが、是非盛り上がってもらいたいものです。
今日2019年10月19日にこの項をに手を入れています。全日本代表が決勝トーナメントに出場し、明日10月20日に南アフリカとの準決勝を行います。
そもそも決勝リーグへ行くこと自体が夢のような出来事です。それもアイルランド、スコットランド、サモア、ロシアの各チームを撃破しての出場ですからたまりません。あすを楽しみにしましょう。
2019年4月9日に、本屋大賞が発表されました。
詳しくは本屋大賞を見てください。
受賞作は 瀬尾まいこ氏 の 『そして、バトンは渡された』です。
本書については
『そして、バトンは渡された』
を見てください。本サイト内の該当作品頁へとリンクしています。
確かにいい作品でしょう。しかし、私の好みとは異なる作品だとしか言いようがない、そういう作品でした。
2019年本屋大賞は、瀬尾まいこ氏 の 『そして、バトンは渡された』に決まりました。
詳しくは、
※ 本屋大賞
を見てください。
候補者一覧(作者名50音順)
です。
2019年も11月になって、やっと残り一冊というところまで読み終えることができました。やはりどの本も面白い作品でした。
上記「 候補者一覧 」中の「候補作/出版社」がリンクが貼ってあれば、その作品は既読作品です。
第160回直木三十五賞は真藤順丈氏の『宝島』に決定しました。
直木三十五賞|公益財団法人日本文学振興会 – 文藝春秋 : 参照
戦後沖縄で起きた米兵による様々な暴行、強姦等などの出来事、それに米軍機墜落事故やコザ暴動などの大規模な事件などを物語の背景として、戦後アギヤーと呼ばれた 「戦果をあげる者」 を主人公に描かれた戦後沖縄史ともいえるエンターテインメント小説です。
今回の直木賞の候補作全部を読んだわけではないのですが、本書がかなりの力作であることは間違いありません。
ただ、読み終えた作品の中では、個人的には
今村翔吾 氏の『 童(わらべ)の神 』がなかなかに印象が強い作品ではありました。
ちなみに、「直木賞」と言えば、下掲のサイトを参照してください。
芥川賞、直木賞の講評や裏話など、さまざまな情報満載のサイトで、おすすめです。
明けまして おめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
昨年後半、持病からブドウ膜炎、そして緑内障へとすすみ、左目が外延は見えるものの中心部分がほとんど見えない状態になり、なんとも半端な状態で過ごすことになってしまいました。
さらには、別の病気での二か所の検査もあり、生活そのものが普通ではありませんでした。 とりあえずはどちらも様子見ということで、手術までの数年間の猶予を得たところです。
体自体は前述の二か所を除けばほかには悪いところはなく、普通に生活しています。
ということで、今年こそは、このサイトももう少し手を入れて自分の読書歴をまとめ、読みやすいサイトにしたいと思っています。
また、アフィリエイトの効率も高めようかとも思ってはいますが、どこまでできることやら。
中途半端な本サイトではありますが、そこそこのお客様にも恵まれており、訪問いただいている皆さんには今年もよろしくお付き合いのほどをお願いしたいものです。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
詳しくは、
※ 直木三十五賞|公益財団法人日本文学振興会 – 文藝春秋
か
※ 直木賞のすべて
を見てください。
候補者一覧(作者名50音順)
候補者名 | 候補作 | 出版社 |
---|---|---|
今村翔吾 (いまむら しょうご) | 童(わらべ)の神 | 角川春樹事務所 |
垣根涼介 (かきね りょうすけ) | 信長の原理 | KADOKAWA |
真藤順丈 (しんどう じゅんじょう) | 宝島 | 講談社 |
深緑野分 (ふかみどり のわき) | ベルリンは晴れているか | 筑摩書房 |
森見登美彦 (もりみ とみひこ) | 熱帯 | 文藝春秋 |
今回は一冊も読んだ本はありませんでした。読み終えたらアップします。
作者名、作品名はそれぞれに本サイト内の作者、作品頁へとリンクしています。
よろしかったらそちらもご一読をお願いいたします。
佐伯泰英著の『居眠り磐音江戸双紙シリーズ』が「居眠り磐音」というタイトルで映画化されることになりました。
監督は、『超高速!参勤交代』や『空飛ぶタイヤ』などを撮っている本木克英です。
また、坂崎磐音を演じるのは松坂桃李であり、おこんは映画版「火花」でもヒロインを演じた木村文乃という女優さんが演じるそうです。
松坂桃李という役者さんは、ひと昔前であれば疑問に思ったかもしれませんが、近頃『孤狼の血』や『娼年』での演技も注目されている役者さんであり、期待が持てそうです。
浅田次郎著の『輪違屋糸里』が「輪違屋糸里 京女たちの幕末」というタイトルで映画化されることになりました。
監督は、テレビ時代劇『鬼平犯科帳』シリーズなどを撮っている加島幹也です。
また、土方歳三を演じるのは溝端淳平であり、糸里は映画「ソロモンの偽証」で藤野涼子役をやった、藤野涼子という女優さんが演じるそうです。
前に『付添い屋・六平太シリーズ』を書いている金子成人氏の頁で、「金子成人氏の脚本で『輪違屋糸里』が映画化されるかもしれない」と書きましたが、それが実現したわけです。
ただ、申し訳ないけれど、配役を見ていると少々不安な気にさせられたのも事実です。
作品を見てもいないのに実に失礼な話しだとは思いますが、『壬生義士伝』の映画化作品と比較すると、そのキャストの差は歴然としています。
あとは、若い彼らの演技が私の心配を杞憂に過ぎないものと吹き飛ばすほどの仕上がりになっていることを期待するだけです。