伊坂 幸太郎 雑感
『伊坂幸太郎』のプロフィール
1971(昭和46)年千葉県生れ。1995(平成7)年東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞受賞。2008年『ゴールデンスランバー』で本屋大賞と山本周五郎賞を受賞。2014年『マリアビートル』で大学読書人大賞、2017年『AX』で静岡書店大賞(小説部門)を受賞した。他の作品に『ラッシュライフ』『重力ピエロ』『砂漠』『ジャイロスコープ』『ホワイトラビット』『火星に住むつもりかい?』『キャプテンサンダーボルト』(阿部和重との合作)などがある。
引用元:伊坂幸太郎 | 著者プロフィール | 新潮社
『伊坂幸太郎』について
この作家の作品ははるか昔に『重力ピエロ』など三冊を読んだだけでした。
しかし、もともと伊坂幸太郎という作家はベストセラー作家として知られていた人でもあって関心のあった作家であり、『終末のフール』を読みその魅力に魅せられるようになりました。
そして『AX アックス』と『フーガはユーガ』が2018年と2019年の、さらに『逆ソクラテス』が2021年の本屋大賞にノミネートされ、受賞こそなりませんでしたがその魅力は一段と増しているようです。
他には映画版の『ゴールデンスランバー』をそれもテレビの地上波で放映されたものを見たことがありました。
今の時点での数少ない読書歴からすると、ユニークなタイトルをつける作家さんだという印象と、スタイリッシュでテンポのいい文体を持ち、ストーリー展開の意外性が妙に面白い作家さんだという感じを抱いています。
他の作品もどんどん読んでいこうと思っています。
その後、『殺し屋シリーズ』や『ペッパーズ・ゴースト』を読むに至り、なんとも好みとは異なる違和感を感じてしまいました。
現時点(2021年11月)では伊坂幸太郎作品は少なくともしばらくの間は読まないでいいかと思うようになっています。
他の作家の作品を置いてまで読む、とまでに至らないと感じているのです。