夜明けまで眠らない   ( 大沢 在昌   2020年9月29日

本書『夜明けまで眠らない』は、元傭兵のタクシー運転手を主人公とする長編のハードボイルド小説です。 この頃ひと昔前の大沢作品を読んでいたためか、のめり込んで読むことができる大沢作品があまり無かったのですが、本書はかなり面白 … “夜明けまで眠らない” の続きを読む

黒涙   ( 月村 了衛   2020年9月26日

本書『黒涙』は、『黒警』の続編の長編のノワール小説です。 前巻『黒警』がかなりのめり込んで読んだ記憶があったせいか、本書は今一つ感情移入できずに終わってしまった作品でした。   黒社会とつながり、警察内部に“黒 … “黒涙” の続きを読む

妖の華   ( 誉田 哲也   2020年9月23日

本書『妖の華』は、『妖シリーズ』の第一弾の長編のアクションホラー小説です。 シリーズ第二作の『妖の華』で詳しく描かれることになる「三年前に起きた“大和会系組長連続殺害”」の後日譚ということになる物語です。   … “妖の華” の続きを読む

妖シリーズ   ( 誉田 哲也   2020年9月23日

本『妖シリーズ』は、誉田哲也お得意のエロスとバイオレンス満載のエンターテイメント小説です。 本シリーズの特徴を挙げるとすれば、まず挙げるべきは主人公が人間ではないということでしょう。つまり、主人公は四百年という年を経た吸 … “妖シリーズ” の続きを読む

法廷遊戯   ( 五十嵐 律人   2020年9月19日

本書『法廷遊戯』は、法律を学ぶロースクールの学生を主人公にした長編の法廷ミステリーです。 本格ミステリーと言ってもいのではないかと思いますが、従来の本格派推理小説とはまた異なる印象の、読み応えのあるミステリーでした。 & … “法廷遊戯” の続きを読む

雲を紡ぐ   ( 伊吹 有喜   2020年9月16日

本書『雲を紡ぐ』は、ホームスパンを中心とした一人の少女と壊れかけた家族の再生を描いた長編小説です。 繊細な心を持ち外に出ることができなくなった少女の、ホームスパンに対する愛情を存分に描いた心温まる作品で、の候補作となりま … “雲を紡ぐ” の続きを読む

店長がバカすぎて   ( 早見 和真   2020年9月14日

本書『店長がバカすぎて』は、書店員を主人公としたお仕事小説であり、書店を舞台にしたコメディ小説であって、2020年本屋大賞の候補となった作品でもあります。 読み始めはかなりの関心を持って読み進めた作品だったのですが、途中 … “店長がバカすぎて” の続きを読む

飛べないカラス   ( 木内 一裕   2020年9月10日

本書『飛べないカラス』は、出所したばかりの元売れない役者を探偵役とする、長編のミステリーです。 ミステリーとは書きましたが、そう言い切っていいのか疑問もあるほどに物語の謎自体は深くはありません。にもかかわらず、物語として … “飛べないカラス” の続きを読む