GEEKSTER 秋葉原署捜査一係 九重祐子   (  大倉 崇裕 )   2020年4月8日

コロナ騒ぎで、私が書斎にしている市立図書館も二月二十九日から閉まったままで新しい本を借りれずにいます。併せて私用で時間を取られ、書き込みもできずにいたこの頃でした。 さらに言えば、今年の一月に緑内障の手術をしたのですが、 … “GEEKSTER 秋葉原署捜査一係 九重祐子” の続きを読む

抱影   (  北方 謙三 )   2020年3月23日

定期的に食事はするが、踏み込まない。響子とは二十二年、そうしてきた。死期が近いと告げられるまでは。硲冬樹は画家。売れない絵画きではない。横浜に数軒の酒場を持つ。硲の絵を望んだ響子。消えゆく裸身をキャンバスにして、硲は鑿で … “抱影” の続きを読む

悪の五輪   (  月村 了衛 )   2020年3月19日

東京が日本が劇的に変貌しつつあった1963年、元戦災孤児のアウトローが大いなる夢に向かって動き出す。軋む街の表に裏に、抜き差しならない腐敗や闇が根尾下ろしているなかで、オリンピックを奪い、撮れ!(「BOOK」データベース … “悪の五輪” の続きを読む

悪医   (  久坂部 羊 )   2020年3月15日

余命宣告された52歳の末期がん患者は、「もう治療法がない」と告げた若き外科医を恨み、セカンドオピニオン、新たな抗がん剤、免疫細胞療法、ホスピスへと流浪する。2人に1人ががんになる時代、「悪い医者」とは何かを問う、第3回日 … “悪医” の続きを読む

警官の条件   (  佐々木 譲 )   2020年3月12日

警部に昇任し、組織犯罪対策部第一課の係長に抜擢された、安城和也。彼は自らのチームを指揮し、覚醒剤の新たな流通ルートを解明しようと奮闘していたが、過程で重大な失策を犯してしまう。重苦しいムードに包まれる警視庁に、あの男が帰 … “警官の条件” の続きを読む

コルトM1847羽衣   (  月村 了衛 )   2020年3月9日

「あたしは羽衣お炎。こう見えても、江戸じゃあちっとは知られた稼業人さ」四年前に佐渡へと送られた無宿人。嘘か真か、それが想い人の青峰信三郎らしい。“羽衣”の異名を持つ女渡世人のお炎はそんな噂を聞きつけ、アメリカ製の最新式六 … “コルトM1847羽衣” の続きを読む

なんてこったい!-若旦那道中双六(4)   (  金子 成人 )   2020年3月6日

四日市宿で伊佐蔵の意外な正体を知ってしまった巳之吉。自分を子供扱いした祖父の儀右衛門に怒り心頭の巳之吉は、東海道の旅を放り出し伊勢を目指す。その途上、蝦夷から来た二人の客を伊勢詣に連れていくという大坂の海産物問屋『北海屋 … “なんてこったい!-若旦那道中双六(4)” の続きを読む

平場の月   (  朝倉 かすみ )   2020年3月2日

朝霞、新座、志木―。家庭を持ってもこのへんに住む元女子たち。元男子の青砥も、このへんで育ち、働き、老いぼれていく連中のひとりである。須藤とは、病院の売店で再会した。中学時代にコクって振られた、芯の太い元女子だ。50年生き … “平場の月” の続きを読む

スロウハイツの神様   (  辻村 深月 )   2020年2月23日

人気作家チヨダ・コーキの小説で人が死んだ―あの事件から十年。アパート「スロウハイツ」ではオーナーである脚本家の赤羽環とコーキ、そして友人たちが共同生活を送っていた。夢を語り、物語を作る。好きなことに没頭し、刺激し合ってい … “スロウハイツの神様” の続きを読む