本書『お探し物は図書室まで』は、新刊書で300頁の分量を持つ、長編のハートウォーミング小説です。 2021年本屋大賞の候補作でもある本書は、読みやすく、悪人などどこにもいない心温まるある種のファンタジー小説でもありました … “お探し物は図書室まで” の続きを読む
2021年本屋大賞が決まりました! 2021年4月16日
2021年本屋大賞は 町田そのこ氏の『52ヘルツのクジラたち』に決定! 2021年4月14日に、本屋大賞が発表されました。 詳しくは本屋大賞を見てください。 2021年本屋大賞の受賞作は 氏の … “2021年本屋大賞が決まりました!” の続きを読む
犬がいた季節 2021年4月14日
本書『犬がいた季節』は、2021年本屋大賞の候補作となった、新刊書で346頁の、連作の青春短編小説集です。 本書の帯にはこの作者の「最高傑作」とありましたが、個人的には『彼方の友へ』を越えているとは思えませんでした。 & … “犬がいた季節” の続きを読む
あきない世傳 金と銀(十) 合流篇 2021年4月12日
本書『あきない世傳 金と銀(十) 合流篇』は、『あきない世傳 金と銀シリーズ』の第十巻となる、文庫本で317頁の長編の時代小説です。 数々の困難を乗り越えてきた幸や五鈴屋江戸本店の奉公人たちですが、本書では考え抜かれた思 … “あきない世傳 金と銀(十) 合流篇” の続きを読む
オルタネート 2021年4月10日
本書『オルタネート』は、新刊書で380頁の長さの、三人の高校生の生活を中心にした長編の青春小説です。 第42回吉川英治文学新人賞を受賞し、第164回直木賞と2021年本屋大賞の候補作にもなった、読みがいのある作品です。 … “オルタネート” の続きを読む
オムニバス 2021年4月7日
本書『オムニバス』は、『姫川玲子シリーズ』の第十弾となる、新刊書で344頁の短編小説集です。 姫川玲子と現在の姫川班の面々との視点が入れ代わり、姫川玲子という女性の人間像を浮かび上がらせている作品です。 『 … “オムニバス” の続きを読む
明暗 手蹟指南所「薫風堂」 2021年4月4日
本書『明暗 手蹟指南所「薫風堂」』は、『手蹟指南所「薫風堂」』シリーズ第四巻の文庫本で268頁の長編の人情時代小説です。 シリーズとして、物足りないと言う人が多く出るのではないかと危惧される作品です。 『明 … “明暗 手蹟指南所「薫風堂」” の続きを読む
三人娘 手蹟指南所「薫風堂」 2021年4月2日
本書『三人娘 手蹟指南所「薫風堂」』は、『手蹟指南所「薫風堂」シリーズ』の第二巻で、文庫本で275頁の長編の時代小説です。 二巻目となった本書では薫風堂の内外の三人娘に翻弄される直春の姿が描かれていて、また作者野口卓の博 … “三人娘 手蹟指南所「薫風堂」” の続きを読む
手蹟指南所「薫風堂」 2021年3月31日
本書『手蹟指南所「薫風堂」』は、『手蹟指南所「薫風堂」シリーズ』の第一巻で、文庫本で293頁の長編の時代小説です。 「薫風堂」という名の手習所を舞台とするこの作者らしい、学問の大切さを大きく掲げた、しかし読みやすく心地よ … “手蹟指南所「薫風堂」” の続きを読む
手蹟指南所「薫風堂」シリーズ 2021年3月31日
『手蹟指南所「薫風堂」シリーズ』は、手蹟指南所の師匠をしている若干二十歳の浪人を主人公とする長編の時代小説です。 手蹟指南所「薫風堂」シリーズ(2021年03月31日現在 完結) 本『手蹟指南所「薫風堂」シ … “手蹟指南所「薫風堂」シリーズ” の続きを読む