イラスト1
Pocket

窪 美澄 雑感

窪 美澄』のプロフィール

 

1965(昭和40)年、東京生まれ。2009(平成21)年「ミクマリ」で女による女のためのR-18文学賞大賞を受賞。受賞作を収録した『ふがいない僕は空を見た』が、本の雑誌が選ぶ2010年度ベスト10第1位、2011年本屋大賞第2位に選ばれる。また同年、同書で山本周五郎賞を受賞。2012年、第二作『晴天の迷いクジラ』で山田風太郎賞を受賞。2019(令和元)年、『トリニティ』で織田作之助賞を受賞。その他の著作に『アニバーサリー』『よるのふくらみ』『水やりはいつも深夜だけど』『やめるときも、すこやかなるときも』『じっと手を見る』『私は女になりたい』『朔が満ちる』などがある。

引用元:窪美澄 | 著者プロフィール | 新潮社

 

窪 美澄』について

 

じっと手を見る』で第159回の、『トリニティ』で第161回の、そして今年(2022年)に『夜に星を放つ』で第167回の直木賞を受賞されました。

[投稿日] 2018年10月17日  [最終更新日] 2022年9月2日
Pocket

おすすめの小説

おすすめの恋愛小説

タイムマシンでは、行けない明日 ( 畑野 智美 )
タイムトラベルもののSF仕立ての長編恋愛小説です。過去へ戻って自動車事故で死んだ同級生の長谷川さんを助けようと、高校1年生の丹羽光二はタイムマシンの研究をするために仙台の大学へと進みます。その大学で思いもかけず過去へと旅をすることになるのです。
カフーを待ちわびて ( 原田マハ )
本書は『暗幕のゲルニカ』で直木賞候補になった原田マハの小説家デビュー作品だそうで、第1回日本ラブストーリー大賞を受賞している長編恋愛小説です。
クローズド・ノート ( 雫井 脩介 )
引っ越した先のクローゼットに置き忘れられた一冊の日記をめぐる物語です。そのノートの中で息づく一人の女性とその女性に対する主人公の女性の想いが、テンポのいい文章で描写されており、思わず惹きこまれてしまいます。
ストーリー・セラー ( 有川 浩 )
アンソロジーのための作品「Side:A」と、本書のために書かれた「Side:B」との中編二編からなる物語で、共に夫婦の愛情がテーマではあるのですが、この二編のありかたに仕掛けが施してあって、その点も評価の分かれるところではないかと思います。
崩れる脳を抱きしめて ( 知念 実希人 )
2018年本屋大賞にノミネートされた、現役の医師の手による長編の恋愛ミステリー小説です。実習のために広島の病院から神奈川の「葉山の岬病院」へとやって来た研修医の碓氷蒼馬は、最悪の脳腫瘍を抱えた、弓狩環という名の女性と出会うのでした。

関連リンク

貧困、性、そして家族……つながれてきたバトン 窪美澄×一木けい〈女による女のためのR-18文学賞出身作家対談〉
2002年に「女性が書く、性をテーマにした小説」を広く募集するべく生まれた「女による女のためのR-18文学賞」。リニューアルを経て今年で17回目を迎え、歴代の受賞者は35名に及ぶ。
〈インタビュー〉窪美澄さん『さよなら、ニルヴァーナ』 「少年A」をめぐる女性たちの物語
『さよなら、ニルヴァーナ』は、神戸連続児童殺傷事件を題材に、カルト教団や2度の大震災を絡ませ、人間の深奥をえぐる物語だ。