第160回直木三十五賞は真藤順丈氏の『宝島』に決定!
第160回直木三十五賞は真藤順丈氏の『宝島』に決定しました。
直木三十五賞|公益財団法人日本文学振興会 – 文藝春秋 : 参照
戦後沖縄で起きた米兵による様々な暴行、強姦等などの出来事、それに米軍機墜落事故やコザ暴動などの大規模な事件などを物語の背景として、戦後アギヤーと呼ばれた 「戦果をあげる者」 を主人公に描かれた戦後沖縄史ともいえるエンターテインメント小説です。
今回の直木賞の候補作全部を読んだわけではないのですが、本書がかなりの力作であることは間違いありません。
ただ、読み終えた作品の中では、個人的には
今村翔吾 氏の『 童(わらべ)の神 』がなかなかに印象が強い作品ではありました。
ちなみに、「直木賞」と言えば、下掲のサイトを参照してください。
芥川賞、直木賞の講評や裏話など、さまざまな情報満載のサイトで、おすすめです。