今野 敏

イラスト1
Pocket

文庫

中央公論新社・実業之日本社

写真は Amazon にリンクしています。

楽天Booksは 任侠シリーズ(学園・病院・書房) 3冊セット (中公文庫) [ 今野敏 ] へ。


任侠シリーズ(2018年08月25日現在)

  1. 任侠書房(「とせい」改題)
  2. 任侠学園
  3. 任侠病院
  4. 任侠浴場

 

やくざが出版社や学園の運営、更には病院経営にまで手を出すという人気シリーズです。

全国のやくざに顔がきく阿岐本組の組長、その阿岐本組の代貸の日村が阿岐本組長の指示で冒頭に書いたような様々の難題に立ち向かっていかなければならない、まさに中間管理職の悲哀が描かれます。と言っても悲壮感漂う物語ではなく、コミカルな娯楽小説です。

単純に娯楽に徹した物語として非常に良くできていて面白いです。お勧めです。

 

 

ちなみに、このシリーズのスピンオフ作品として、『マル暴甘糟シリーズ』が出版されています。2017年12月06日現在では、『マル暴甘糟』『マル暴総監』の二冊が出されています。

本任侠シリーズで、ほんの少しだけ顔を出す、気の弱いマル暴刑事である甘糟を主人公としたユーモアに満ちた警察小説で、こちらもお勧めです。

[投稿日]2015年04月11日  [最終更新日]2018年8月25日
Pocket

おすすめの小説

ユーモアと毒を持つ小説

きんぴか ( 浅田 次郎 )
浅田次郎のごく初期のユーモア長編小説です。退職間際の刑事「マムシの権佐」のもと、ヤクザ、元自衛隊員、元大蔵キャリアらが暴れまわります。既に今の浅田次郎の泣かせのテクニックや、見せ場などは備わっています。
らんぼう ( 大沢 在昌 )
ヤクザもゾクもシャブ中も、彼らの鉄拳の前ではただ怖れをなすばかり。情け無用、ケンカ上等、懲戒免職も何のその! 「最凶最悪コンビ」が暴走する痛快無比の10篇。
四人組がいた。 ( 高村 薫 )
どこかの山村の旧バス道沿いの郵便局兼集会所に毎日集まりお茶を飲み、無駄話をする、元村長、元助役、郵便局長、そしてキクエ小母さんという四人組が、荒唐無稽、奇想天外のハチャメチャぶりを示す一冊です。
悪果 ( 黒川 博行 )
ユーモア小説とは言いにくいでしょうが、大阪にある今里署に勤務する堀内とその相棒の伊達の、シノギのためには暴力も辞さない悪徳コンビの物語は笑いを誘う黒川ノワールが満載の痛快物語です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です