紹介作品

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諸田 玲子 雑感

1954年静岡市生まれ。上智大学文学部英文科卒。外資系企業勤務を経て、向田邦子さん、橋田壽賀子さん、山田洋次氏などの台本のノベライズや翻訳等を手がけた後、作家活動に入る。
1996年 『眩惑』でデビュー。
2002年 『あくじゃれ瓢六』で第126回直木賞候補。
       『源内狂恋』で 山本周五郎賞候補。
2003年 『其の一日』で第24回吉川英治文学新人賞を受賞。
2007年 『奸婦にあらず』で第26回新田次郎文学賞を受賞。
2012年『四十八人目の忠臣』で第一回歴史時代小説作品賞を受賞。

以上、「諸田玲子 オフィシャルウェブサイト」の「プロフィール」よりの引用です。

もしわけありませんが、いまだ、一冊しか読んでいないので紹介のしようもありません。

詳しい紹介は、もう少し他の本も読んでみてからのことにしようと思います。

[投稿日] 2015年09月02日  [最終更新日] 2015年12月30日
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