紹介作品

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千早 茜 雑感

千早茜』のプロフィール

 

1979(昭和54)年、北海道生れ。立命館大学卒業。幼少期をザンビアで過ごす。2008(平成20)年、小説すばる新人賞を受賞した『魚神(いおがみ)』でデビュ一。2009年、同作にて泉鏡花文学賞、2013年、『あとかた』で島清恋愛文学賞、2021(令和3)年、『透明な夜の香り』で渡辺淳一文学賞を受賞した。『あとかた』と2014年の『男ともだち』はそれぞれ直木賞候補となる。

引用元:千早茜 | 著者プロフィール – 新潮社

 

千早茜』について

 

小川哲氏の『地図と拳』と共に『しろがねの葉』で第168回直木三十五賞を受賞しました。

 

[投稿日] 2023年01月29日  [最終更新日] 2023年1月29日

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直木賞を受賞した小説

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蜩ノ記 ( 葉室麟 )
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( 東山 彰良 )
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