結城 充考

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光文社

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クロハシリーズ(2017年10月01日現在)

  1. プラ・バロック
  2. エコイック・メモリ
  1. 衛星を使い、私に
  2. アルゴリズム・キル

このシリーズは警察小説ではあるのですが、SFの雰囲気を漂わせています。まあ、SF好きしか分からないかもしれませんが「サイバーパンク」のイメージ、つまり簡単に言えば、電脳空間との融合を大切な要素とする小説手法を取り入れている、と言えると思います。言い過ぎとは思いますが、名作映画「ブレードランナー」の雰囲気を持った作品を言えば分かりやすいでしょうか。

ただ、この作品はその上に少々グロさが付け加わります。殺人現場の描写など手足が散らばっていることは当たり前で、それ以上の描写が加わっているので、そのような描写が苦手な人はやめた方が良いでしょう。

でもその点を除けば、主人公の成長の描写もなかなかに引き込まれ、他の登場人物との絡みも私は面白くというか、興味を持って読み進めることができました。名前がカタカナで展開する独特の手法など、これまでの警察ものとは一線を画しています。

上記は出版年順ですが、内容を時系列でみると連作短編集である「衛星を使い、私に」が一番最初に来ます。

[投稿日]2015年04月22日  [最終更新日]2017年10月15日
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「異色の」というくくりがつきそうな警察小説です。若干のSFっぽさがあったり、グロさがあったりする作品です。
姫川玲子シリーズ ( 誉田 哲也 )
「姫川玲子シリーズ」の一作目であり、警視庁捜査一課殺人犯捜査係の姫川玲子を中心に、刑事たちの活躍が描かれます。若干猟奇的な描写が入りますが、スピーディーな展開は面白いです。
アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子 ( 深町 秋生 )
真相究明のためなら手段を選ばず、警視総監賞や方面本部賞を何度も受けている警視庁上野署組織犯罪対策課の美人刑事八神瑛子が躍動する、ジェットコースター警察小説。
刑事・雪平夏見シリーズ ( 秦 建日子 )
人気テレビドラマ「アンフェア」の原作です。警察署小説として以外に面白い作品でした。
機龍警察 ( 月村 了衛 )
今も書き継がれているシリーズ作品で、アニメの「機動警察パトレイバー」の世界を重厚に組み立てなおしたような、実に読み応えのある冒険小説としても成立している作品です。
鋼鉄都市 ( アイザック・アシモフ )
ロボット刑事と組んだ人間の刑事。若干のSFっぽさ、ではなくSFそのものです。しかし、アシモフの作品は推理小説としても一流の作品です。

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