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鳥羽 亮 雑感
鳥羽亮という作家は自身剣道の有段者でそれもかなりのものだったと聞きました。だからこそ剣戟の場面では理詰めに描写し、緊迫感を出しているのだそうです。
確かにこの人のチャンバラシーンは迫真的で引き込まれます。
最初はいわゆる通俗的な剣豪ものを書く人だと思い読まず嫌いだったのですが、一旦読み始めたらそれは面白いのです。確かに、今をときめく佐伯泰英、鈴木栄治といった面々に比べると手軽くはないと思います。しかし、その分読みごたえは十分にあり、面白いです。
この作家も作品数は100点を越え、その一割位に接しただけです。その中での紹介になります。
[投稿日] 2015年04月14日 [最終更新日] 2015年5月19日
おすすめの小説
おすすめの軽く読める時代小説作家
軽く読める時代小説です。
- 佐伯 泰英
- 現代の大ベストセラー作家です。多くのシリーズものを書いておられ、そしてどのシリーズもベストセラーになっています。「居眠り磐音江戸双紙シリーズ」を代表作としてもいいのでしょう。
- 鈴木 英治
- 軽く読めて、なおかつ面白いといえばやはりこの人が思い浮かびます。独白に独特のものがあってユニークです。
- 水田 勁
- 門前仲町の芸者置屋「紀之屋」の幇間である玉吉を主人公とした活劇小説「紀之屋玉吉残夢録シリーズ」しかありませんが、軽いハードボイルドタッチの読み易いシリーズです。
- 稲葉 稔
- ここしばらく読んでいませんが、この人も読みやすいです。若干キャラの個性が薄いかとも思いますが、お勧めの一人です。
- 辻堂 魁
- まだあまり読んでないので大きなことは言えませんが、「風の市兵衛シリーズ」は主人公が「渡り用人」というユニークな設定で、痛快と言うにふさわしい、とても読み易いシリーズです。