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あさの あつこ 雑感

青山学院大学文学部卒業。
小学校講師ののち、作家デビュー。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリーII』で日本児童文学者協会賞、『バッテリーI~VI』で小学館児童出版文化賞を受賞。
著書は『NO.6』シリーズ、『The MANZAI』シリーズ、『ぬばたま』、『たまゆら』、『グラウンドの空』など多数。

あさのあつこという作家の『バッテリー』という作品は、作者をあまり知らない私でも、各種賞を受けたり、映画化されたりと、評判のいい本であることは聞いていました。児童文学とはいえ、大人の鑑賞にも十二分に耐えうる作品だとのことで、そのうちに読んでみたい本の一冊です。

あさのあつこ氏の著作を見てみると、青春小説、それもスポーツをテーマにした作品も多く書かれているようです。でもそればかりではなく、時代小説も書かれていますね。私が読んだことのある一冊も時代小説でした。

未だその時代小説一冊しか読んでいないので、今後何冊か読んでから書きたいと思います。

[投稿日] 2015年10月30日  [最終更新日] 2015年10月30日
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おすすめの小説

おすすめの青春小説作家

『バッテリー』の印象が強いあさのあつこさんのイメージで、爽やかな「青春」を描いている作家を挙げてみました。
三浦 しをん
青春小説としては「風が強く吹いている」だけしか当たらないのかもしれません。しかし、この本はスポーツ小説としても勿論、青春小説としても一級だと感じます。
金城 一紀
直木賞を受賞した「GO」を始め、痛快青春小説の代表のような「ゾンビーズ・シリーズ」などがあります。とても読み易い作品です。
藤谷 治
音楽、それもクラシックをテーマにした作品「「船に乗れ!」シリーズ」にこれほど引き込まれるとは思ってもみませんでした。
恩田 陸
夜のピクニック」は、高校時代のたった一夜の出来事を描いているだけです。それでいて青春を表現しているのですから驚きです。
誉田 哲也
スポーツ小説でもある「武士道シリーズ」は、16歳から18歳までの剣道に打ち込む少女の姿を描いています。
佐藤 多佳子
学校と音楽をモチーフに少年少女の揺れ動く心を瑞々しく描いた「第二音楽室」や、陸上のスプリンターの道をまい進する少年の物語である「一瞬の風になれ」など、良質の青春小説を多数書かれています。
重松 清
山本周五郎賞受賞作の「エイジ 」を始め、多感な少年の心をしっかりと映し出す青春小説ばかりです。
荻原 浩
ユーモア小説の書き手として有名ですが、「四度目の氷河期」のような、少々突飛ですが良質の青春小説も書かれています。
松崎 洋
走れ!T校バスケット部」しか読んでいません。少々ご都合主義で、筋立てに荒さも目立ちますが、いじめ問題にも正面から取り組む姿勢は好感触です。青春小説として人気があるシリーズです。

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