地廻りと呼ばれ、吉原の妓楼に上がらず素見をする一人の男の骸が切見世で見つかった。探索を始めた吉原裏同心・神守幹次郎は、下手人を川越に追う。一方、番方に女の子が生まれて沸く会所だが、突如現われた「倅」に悩む会所の七代目頭取 … “始末: 吉原裏同心(二十四)” の続きを読む
海の底 2017年11月13日
4月。桜祭りで開放された米軍横須賀基地。停泊中の海上自衛隊潜水艦『きりしお』の隊員が見た時、喧噪は悲鳴に変わっていた。巨大な赤い甲殻類の大群が基地を闊歩し、次々に人を「食べている!」自衛官は救出した子供たちと潜水艦へ立て … “海の底” の続きを読む
また、桜の国で 2017年11月12日
一九三八年十月―。外務書記生・棚倉慎はポーランドの日本大使館に着任。ナチス・ドイツが周辺国へ侵攻の姿勢を見せ、緊張が高まる中、慎はかつて日本を経由し祖国へ帰ったポーランド孤児たちが作った極東青年会と協力、戦争回避に向け奔 … “また、桜の国で” の続きを読む
涙香迷宮 2017年11月11日
明治の傑物・黒岩涙香が残した最高難度の暗号に挑むのはIQ208の天才囲碁棋士・牧場智久!いろは四十八文字を一度ずつ、すべて使って作る日本語の技巧と遊戯性を極めた「いろは歌」四十八首が挑戦状。 (「BOOK」データベースよ … “涙香迷宮” の続きを読む
満願 2017年11月10日
本書『満願』は、文庫本で422頁になる人間の闇の部分を描き出す、少し恐怖感が入ったミステリー短編集です。 本書は第27回山本周五郎賞を受賞し、更に、ミステリが読みたい!2015年版国内編、週刊文春ミステリーベスト10・2 … “満願” の続きを読む
室町無頼 2017年11月5日
『室町無頼』とは 本書『室町無頼』は、新潮文庫の上下二巻で737頁にもなる長編の歴史小説です。 応仁の乱のころを舞台に、一人の若者を通して実在した二人の無頼を描き出した作品で、非常に面白く読んだ物語でした。 … “室町無頼” の続きを読む
黒薔薇 2017年10月22日
大阪府警の新人刑事・神木恭子は、担当した殺人事件を、別件で関わった老人の訴えを元に解決した。だが老人宅から七体もの死体が発見される。それは府警上層部が隠匿する黒い闇の一部だった。真実を暴こうとする神木だったが、彼女自身も … “黒薔薇” の続きを読む
スワン 女性秘匿捜査官・原麻希 2017年10月21日
背望会テロ事件から一年。警視庁鑑識課・原麻希のもとに、公安部の広田達也から「背望会リクルーターの指紋が見つかった」という連絡が入る。捜査のため奈良県に向かったふたりだったが、そこで知事選候補者が誘拐され、身代金の運び人に … “スワン 女性秘匿捜査官・原麻希” の続きを読む
赤い刻印 2017年10月19日
刑事である母に毎年届く、差出人不明の御守り―。秘められた想いが、封印された過去を引き寄せる。「巧緻な伏線」と「人生の哀歓」が、鮮やかにクロスする瞬間!(「BOOK」データベースより) やはりこの人はうまいと思わされる、「 … “赤い刻印” の続きを読む
夏のバスプール 2017年10月17日
夏休み直前の登校中、高校一年生の涼太は女の子にトマトを投げつけられる。その女の子・久野ちゃんが気になるが、仙台からきた彼女には複雑な事情があるらしい上、涼太と因縁のある野球部の西澤と付き合っているという噂。一方、元カノは … “夏のバスプール” の続きを読む