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吉川 英梨 雑感
『私の結婚に関する予言38』(宝島社文庫)にて第3回日本ラブストーリー大賞のエンタテインメント特別賞を受賞し、2008年デビュー。他の著書に「女性秘匿捜査官・原麻希」シリーズ、「警視庁『女性犯罪』捜査班 警部補・原麻希」シリーズ(以上、宝島社文庫)、『ハイエナ 警視庁捜査二課 本城仁一』(幻冬舎文庫)、『波動 新東京水上警察』『烈渦 新東京水上警察』(以上、講談社文庫)などがある。( アゲハ 女性秘匿捜査官・原麻希 宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル : 参照 )
まだ『原麻希』シリーズしか読んでいないのではっきりとたことは書けませんが、このシリーズに限っては痛快小説と言ってもよさそうな小説でした。
[投稿日] 2017年09月25日 [最終更新日] 2017年9月25日
おすすめの小説
おすすめの警察小説作家
吉川英梨の痛快小説的タッチとは少々異なる作品群です。
- 乃南 アサ
- 直木賞を受賞した「凍える牙」は「女刑事・音道貴子シリーズ」の一冊で、重厚な作品で、十分な読み応えがあり、この人の代表作と言えるでしょう。
- 高村 薫
- 「マークスの山」で直木賞を受賞されています。このあと「合田雄一郎シリーズ」として人気シリーズ化されています。実に読みごたえのある重厚な小説です。
- 雫井 脩介
- この作家には、警察小説と呼べるものはあまりありません。ただ、あるミスで左遷された警察官が、再度第一線に呼び戻され、誘拐事件の犯人にテレビを通じて話かける「犯人に告ぐ」が実に面白い小説でした。ほかには「ビター・ブラッド」くらいしかないと思います。
- 笹本 稜平
- 山岳小説の笹本稜平とはまた別の顔があります。どちらかというと、正統派というよりも個人がメインの冒険小説的な物語が多いようです。とはいえ、「越境捜査」では仲間と組んで動いたりもします。
- 今野 敏
- この人も種々のジャンルの作品を出されています。でも、さすがに自ら空手塾を主宰されている程のことはあり、「孤拳伝」などの格闘小説は定評があります。他に「隠蔽捜査」などの警察ものは、独特の雰囲気を持っていて、実に面白いシリーズを多数書かれています。
関連リンク
吉川英梨 関連リンク
- 吉川英梨|講談社文庫|講談社BOOK倶楽部
- いままで誰も触れたことのない、新しい警察小説シリーズを作る。・・・そんな中で、編集者が「水上警察とかどうでしょう」とぽろりと口にした言葉が、新刊『波動 新東京水上警察』の全ての始まりだった。