紹介作品

イラスト1

朱川 湊人 雑感

この作家の作品は「かたみ歌」の他に「銀河に口笛」も読んでいるのだけれど、なぜか「銀河に口笛」に関しては殆どその内容を思い出せません。

ちょっとストーリーを見てみると確かに読んだ記憶があり、そういえばと思いだすのですが、そこまでです。とにかく「かたみ歌」の印象ははっきりと残っているのに不思議です。

この作家はいわゆるホラー作家なのですが、ノスタルジーを感じさせる内容になっているようで、「かたみ歌」はまさにその典型と言って良いのかもしれません。

[投稿日] 2015年04月12日  [最終更新日] 2015年11月14日

おすすめの小説

おすすめのホラー小説作家

朱川湊人のような、言わばソフトなホラーとは言えないものまで様々なジャンルがあります。
鈴木 光司
リング」シリーズを始めとする、心理的に迫る恐怖感は本当に怖いです。
貴志 祐介
黒い家」で、第4回日本ホラー小説大賞を受賞しました。この本が人間の本質をついているようで一番怖かった。
小野 不由美
屍鬼」は、猛暑に襲われた夏、悲劇は唐突に幕を開けた。山深い集落で発見された三体の腐乱死体。周りには無数の肉片が、まるで獣が蹂躪したかのように散乱していた―。
誉田 哲也
アクセス」は、誰かを勧誘すればネットも携帯も無料というプロバイダに登録した高校生たちを、奇怪な事件が次々襲う。仮想現実に巣くう「極限の悪意」相手の、壮絶なサバイバルを描いた作品です。初期(2003年)の作品で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しています。結構面白く読みました。
道尾 秀介
もともとはホラー小説でデビューされました。その後少々ダークですがミステリー色の強い「シャドウ」のような作品も書かれるようになり、「笑うハーレキン」のような未来志向のエンターテインメント小説も書かれています。
スティーブン・キング
青春小説、ファンタジー、ホラー等様々な要素がびっしり詰まったキングの最高傑作の一冊でもある「IT」や「ザ・スタンド」など、ホラー界の大御所です。
ロバート・R・マキャモン
当初は「スティンガー」などの疾走感あふれるいわゆるノンストップホラーと呼ばれる作品を発表していましたが、後には名作と言われる「少年時代」のようなホラーではないファンタジックな小説も書いています。

関連リンク