『殺し屋シリーズ』とは
この『殺し屋シリーズ』は、依頼に応じて人の命を奪う殺しを職業とする人物を主人公とするエンターテイメントシリーズです。
主人公は定まっておらず、各巻ごとの一人、もしくは数人の殺し屋を中心にした物語であり、各作品は主人公が殺し屋という以外に内容の関係性はなく、読む順番はどれから読んでも問題はありません。
『殺し屋シリーズ』の作品
『殺し屋シリーズ』について
『殺し屋シリーズ』を通した人物はおらず、各巻は独立していると思ってよさそうです。
ただ、殺し屋という職業の人物が主人公となっている作品のシリーズだという方がいいのかもしれません。
このシリーズの受賞歴を見ると、第一作目の『グラスホッパー』は第132回直木賞の候補になっています。
また、第三作目の『AX アックス』は第15回本屋大賞の候補になっています。
それほどに各作品共に充実した作品であって、当然のことながらに人気があり、ベストセラーにもなっているのです。
ちなみに、作者の伊坂幸太郎は、2008年下半期(第140回)執筆活動に専念したいという理由から『ゴールデンスランバー』が候補にあがることを辞退されたそうで、それ以降どの作品も直木賞の選考対象にはなっていないと思われます。