志水 辰夫

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行きずりの街』とは

本書『行きずりの街』は、1990年12月に新潮社から刊行され、1994年1月に新潮文庫から356頁の文庫として出版された、長編のハードボイルド小説です。

行きずりの街』の簡単なあらすじ

女生徒との恋愛がスキャンダルとなり、都内の名門校を追放された元教師。退職後、郷里で塾講師をしていた彼は、失踪した教え子を捜しに、再び東京へ足を踏み入れた。そこで彼は失踪に自分を追放した学園が関係しているという、意外な事実を知った。十数年前の悪夢が蘇る。過去を清算すべき時が来たことを悟った男は、孤独な闘いに挑んでいった…。日本冒険小説協会大賞受賞作。(「BOOK」データベースより)

行きずりの街』について

本書『行きずりの街』は、かつて女生徒とのスキャンダルで学園を追われ、今は塾講師をしている元教師が主人公のハードボイルド長編小説です。

塾の教え子が失踪し、その捜索の過程でかつて自分が勤務した名門校や自身の過去のスキャンダルに絡む謎も明らかになっていきます。

 

1990年の日本冒険小説協会大賞を受賞し、1992年度の「このミステリーがすごい!」第一位を取得してることをとってもその面白さは保証済でしょう。

読んでから20年近くたっているのでその詳細な内容までは覚えていません。この本より「裂けて海峡」の方が印象に残っているのは否めません。しかし、その面白さには間違いがなく、お勧めです。

[投稿日]2015年04月03日  [最終更新日]2025年7月24日

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