本『高校事変シリーズ』シリーズは、優莉結衣(ゆうりゆい)という名の女子高校生を主人公とする、荒唐無稽な、しかし面白い長編のアクション小説シリーズです。 すなわち、一人の少女が明晰な頭脳、そして驚異的な身体能力を武器に半グ … “高校事変シリーズ” の続きを読む
じんかん 2021年2月17日
本書『じんかん』は、新刊書で509頁の長編の時代小説で、第163回直木賞の候補となった作品です。 稀代の悪人として描かれることの多い松永久秀の生涯を描いた実に面白い作品ですが、微妙に私の好みからは外れていました。 &nb … “じんかん” の続きを読む
心淋し川(うらさびしがわ) 2021年2月14日
本書『心淋し川』は、千駄木町にある心町を舞台にした人情物語であり、新刊書で242頁の長さを持つ短編の時代小説集です。 人情時代小説は数多くの作品がありますが、本書は第164回直木賞を受賞した作品だけあって、よく考えられた … “心淋し川(うらさびしがわ)” の続きを読む
神様のカルテ3 2021年2月11日
本書『神様のカルテ3』は、『神様のカルテシリーズ』の第三弾で、文庫本で478頁にもなるかなり長い長編小説です。 前巻の『神様のカルテ2』の田中芳樹氏に続いて、これまた熊本出身の姜尚中氏が解説を書いておられます。この解説の … “神様のカルテ3” の続きを読む
汚れた手をそこで拭かない 2021年2月9日
本書『汚れた手をそこで拭かない』は、新刊書で237頁の第164回直木賞の候補作となったミステリー短編集です。 平凡な日々を送る普通の人の日常生活に潜むミステリーを拾い出し描き出す、ちょっとした恐ろしさも感じる作品集でした … “汚れた手をそこで拭かない” の続きを読む
神様のカルテ2 2021年2月7日
本書『神様のカルテ2』は、『神様のカルテシリーズ』の第二弾で、文庫本で373頁の長編小説です。 作品の面白さはあらためて言うまでもなく、解説を我が熊本出身の作家田中芳樹氏が書いておられるのもまた魅力です。 … “神様のカルテ2” の続きを読む
この本を盗む者は 2021年2月5日
本書『この本を盗む者は』は、一人の女子高校生を主人公とする、新刊書で360頁の長編のファンタジー小説で、2021年本屋大賞にノミネートされた作品です。 全五話の物語ですが、第三話までの話はそのファンタジーとしての世界観が … “この本を盗む者は” の続きを読む
奈緒と磐根 2021年2月2日
本書『奈緒と磐根』は、文庫本で322頁の『居眠り磐音シリーズ』のスピンオフシリーズ第一作です。 磐根と奈緒の幼いころからの関係などが記された、磐根ファンにとってはたまらない一冊です。 『奈緒と磐根』の簡単な … “奈緒と磐根” の続きを読む
居眠り磐音 スピンオフシリーズ 2021年2月2日
『居眠り磐音 スピンオフシリーズ』(?)は、この名前が本当にシリーズ名としてあるのかは分かりませんが、『居眠り磐音(江戸双紙)シリーズ』のスピンオフという位置付けのシリーズです。 『居眠り磐音(江戸双紙)シリーズ』に登場 … “居眠り磐音 スピンオフシリーズ” の続きを読む
赤い雨: 新・吉原裏同心抄(二) 2021年1月30日
本書『赤い雨: 新・吉原裏同心抄(二)』は、文庫本で312頁の『新・吉原裏同心抄シリーズ』第二巻の長編痛快時代小説です。 『赤い雨: 新・吉原裏同心抄(二)』の簡単なあらすじ 京での修業先が … “赤い雨: 新・吉原裏同心抄(二)” の続きを読む