もう聞こえない   ( 誉田 哲也   2020年10月11日

本書『もう聞こえない』は、誉田哲也作品にしては珍しい長編のダークファンタジー小説と言えると思います。 ファンタジーの世界で展開されるサスペンスは結構楽しく読めた作品でした。   一向にわからぬ被害者男性の身元、 … “もう聞こえない” の続きを読む

特異家出人 警視庁捜査一課特殊犯捜査係・堂園晶彦   ( 笹本 稜平   2020年10月8日

本書『特異家出人』は、ある誘拐事件を追う主人公の姿を追う長編の警察小説です。 文庫本で殆ど五百頁にもなる力作ですが、その長さを負担に感じかねない微妙な作品でした。   東京都葛飾区在住の資産家老人・有村礼次郎が … “特異家出人 警視庁捜査一課特殊犯捜査係・堂園晶彦” の続きを読む

冬芽の人   ( 大沢 在昌   2020年10月5日

本書『冬芽の人』は、一人の元女性刑事を主人公とした長編のミステリー小説です。 アクション場面はほとんどないと言ってよく、恋愛模様を絡めた作品となっていて、この作者の作品としてはミステリー重視の作品でした。   … “冬芽の人” の続きを読む

宰領: 隠蔽捜査5   ( 今野 敏   2020年10月2日

本書『宰領: 隠蔽捜査5』は、『』の長編では五冊目の警察小説です。 今回は神奈川県警管轄内で事件が起こったため、警視庁との合同捜査本部が神奈川に設置され竜崎がその指揮を執ることになります。 警視庁との仲の悪い神奈川県警と … “宰領: 隠蔽捜査5” の続きを読む

夜明けまで眠らない   ( 大沢 在昌   2020年9月29日

本書『夜明けまで眠らない』は、元傭兵のタクシー運転手を主人公とする長編のハードボイルド小説です。 この頃ひと昔前の大沢作品を読んでいたためか、のめり込んで読むことができる大沢作品があまり無かったのですが、本書はかなり面白 … “夜明けまで眠らない” の続きを読む

黒涙   ( 月村 了衛   2020年9月26日

本書『黒涙』は、『黒警』の続編の長編のノワール小説です。 前巻『黒警』がかなりのめり込んで読んだ記憶があったせいか、本書は今一つ感情移入できずに終わってしまった作品でした。   黒社会とつながり、警察内部に“黒 … “黒涙” の続きを読む

妖の華   ( 誉田 哲也   2020年9月23日

本書『妖の華』は、『妖シリーズ』の第一弾の長編のアクションホラー小説です。 シリーズ第二作の『妖の華』で詳しく描かれることになる「三年前に起きた“大和会系組長連続殺害”」の後日譚ということになる物語です。   … “妖の華” の続きを読む

妖シリーズ   ( 誉田 哲也   2020年9月23日

本『妖シリーズ』は、誉田哲也お得意のエロスとバイオレンス満載のエンターテイメント小説です。 本シリーズの特徴を挙げるとすれば、まず挙げるべきは主人公が人間ではないということでしょう。つまり、主人公は四百年という年を経た吸 … “妖シリーズ” の続きを読む

法廷遊戯   ( 五十嵐 律人   2020年9月19日

本書『法廷遊戯』は、法律を学ぶロースクールの学生を主人公にした長編の法廷ミステリーです。 本格ミステリーと言ってもいのではないかと思いますが、従来の本格派推理小説とはまた異なる印象の、読み応えのあるミステリーでした。 & … “法廷遊戯” の続きを読む