とうざい   (  田牧 大和 )   2019年6月27日

人形が解く、人の心と江戸の謎―柄は大きいが気は小さい、若き紋下太夫の竹本雲雀太夫。役者も裸足で逃げ出す色男、人形遣いの吉田八十次郎。木挽町は松輪座に、今日も舞い込む難事件!?とびきりの「芸」で綴るお江戸文楽ミステリー。( … “とうざい” の続きを読む

舞う百日紅: 上絵師 律の似面絵帖   (  知野 みさき )   2019年6月25日

父の跡を継ぎ、上絵師として身を立てたい律だが、ままならず落ち込むことも多い。幼馴染みの涼太への想いも、深く胸に秘めるばかりだ。しかし副業の似面絵の評判は上々で、引きも切らず注文が舞い込んでいた。そんな折、母を殺めた辻斬り … “舞う百日紅: 上絵師 律の似面絵帖” の続きを読む

鉄の骨   (  池井戸 潤 )   2019年6月23日

中堅ゼネコン・一松組の若手、富島平太が異動した先は“談合課”と揶揄される、大口公共事業の受注部署だった。今度の地下鉄工事を取らないと、ウチが傾く―技術力を武器に真正面から入札に挑もうとする平太らの前に「談合」の壁が。組織 … “鉄の骨” の続きを読む

それまでの明日   (  原 尞 )   2019年6月19日

11月初旬のある日、渡辺探偵事務所の沢崎のもとを望月皓一と名乗る紳士が訪れた。消費者金融で支店長を務める彼は、融資が内定している赤坂の料亭の女将の身辺調査を依頼し、内々のことなのでけっして会社や自宅へは連絡しないようにと … “それまでの明日” の続きを読む

そして夜は甦る   (  原 尞 )   2019年6月17日

西新宿の高層ビル街のはずれに事務所を構える私立探偵の澤崎のもとへ海部と名乗る男が訪れた。男はルポ・ライターの佐伯が先週ここへ来たかどうかを知りたがり、二十万円の入った封筒を澤崎に預けて立ち去った。かくして澤崎は行方不明と … “そして夜は甦る” の続きを読む