千里眼の復讐 クラシックシリーズ4   ( 松岡 圭祐   2021年8月18日

本書『千里眼の復讐』は、『千里眼 クラシックシリーズ』第四巻の、文庫本の「解説」まで入れると全部で632頁にもなる長編のエンターテインメント小説です。 これだけの長さが必要であったのか疑問がわいてくるほどに長い小説で、読 … “千里眼の復讐 クラシックシリーズ4” の続きを読む

鍵のない夢を見る   ( 辻村 深月   2021年8月15日

辻村深月著の『鍵のない夢を見る』は、文庫本で269頁の暗い色調の五編の短編からなる作品集です。 日常からのちょっとした逸脱に翻弄される女性達を描いた第147回直木賞の受賞作で、個人的には好みではありませんでした。 &nb … “鍵のない夢を見る” の続きを読む

琥珀の夏   ( 辻村 深月   2021年8月15日

本書『琥珀の夏』は、新刊書で548頁にもなる長編のミステリー小説です。 ミステリーだと断言していいのか疑問もありますが、家族や親と子、特に母親と娘との関係をとらえたミステリー仕立ての作品だと言っていいでしょう。 &nbs … “琥珀の夏” の続きを読む

逆ソクラテス   ( 伊坂 幸太郎   2021年8月11日

本書『逆ソクラテス』は、小学生を主人公にした新刊書で276頁の長編小説で、第33回柴田錬三郎賞受賞作であり、2021年本屋大賞候補作でもあります。 いろいろな場での人間としてのありようを小学生の眼を借りて述べた、爽快感に … “逆ソクラテス” の続きを読む

テスカトリポカ   ( 佐藤 究   2021年8月2日

本書『テスカトリポカ』は、新刊書で553頁にもなる第165回直木賞を受賞した長編のクライム小説です アステカの神の力を背景にした圧倒的な暴力を描く濃密なその文章は若干説明的とも感じましたが、その描写力は魅力的です。 &n … “テスカトリポカ” の続きを読む

黒牢城   ( 米澤 穂信   2021年7月26日

本書『黒牢城』は、著者の米澤穂信が初めて戦国時代を描いた小説で、新刊書で443頁という長編の歴史小説です。 信長に反旗を翻した荒木村重が立て籠もる有岡城を舞台に、地下牢に幽閉された黒田官兵衛の知恵を借り、村重が謎を解くか … “黒牢城” の続きを読む