本書『旅仕舞 新・酔いどれ小籐次(十四)』は、『新・酔いどれ小籐次シリーズ』の第十四弾です。 今回は、例幣使杉宮の辰麿という押し込みの一味と小籐次との対決が見どころとなっています。また、同時に非の打ち所のない少年として育 … “旅仕舞 新・酔いどれ小籐次(十四)” の続きを読む
刑事・鳴沢了シリーズ 2020年10月17日
本『刑事・鳴沢了シリーズ』は、鳴沢了という刑事を主人公とする長編の推理小説です。 刑事・鳴沢了シリーズ(2020年10月10日現在) 第一巻目『雪虫』は親子の物語であり、また「正義」について考えさせられる作 … “刑事・鳴沢了シリーズ” の続きを読む
雪虫-刑事・鳴沢了 2020年10月17日
本書『雪虫』は、『刑事・鳴沢了シリーズ』の第一巻目であり、堂場瞬一のデビュー第二作目でもある長編の警察小説です。 文庫本で507頁というのは少々長いと感じなくもありませんが、それだけ読み甲斐がある小説でもありました。 & … “雪虫-刑事・鳴沢了” の続きを読む
まよい道: 新・吉原裏同心抄(一) 2020年10月13日
本書『まよい道: 新・吉原裏同心抄(一)』は、『吉原裏同心シリーズ』が新たな展開を見せる『新・吉原裏同心抄シリーズ』の第一巻です。 京に着いて早々の新しい土地での新しい出会いや、何者かの襲撃を受ける神守幹次郎と加門麻の二 … “まよい道: 新・吉原裏同心抄(一)” の続きを読む
もう聞こえない 2020年10月11日
本書『もう聞こえない』は、誉田哲也作品にしては珍しい長編のダークファンタジー小説と言えると思います。 ファンタジーの世界で展開されるサスペンスは結構楽しく読めた作品でした。 一向にわからぬ被害者男性の身元、 … “もう聞こえない” の続きを読む
特異家出人 警視庁捜査一課特殊犯捜査係・堂園晶彦 2020年10月8日
本書『特異家出人』は、ある誘拐事件を追う主人公の姿を追う長編の警察小説です。 文庫本で殆ど五百頁にもなる力作ですが、その長さを負担に感じかねない微妙な作品でした。 東京都葛飾区在住の資産家老人・有村礼次郎が … “特異家出人 警視庁捜査一課特殊犯捜査係・堂園晶彦” の続きを読む
冬芽の人 2020年10月5日
本書『冬芽の人』は、一人の元女性刑事を主人公とした長編のミステリー小説です。 アクション場面はほとんどないと言ってよく、恋愛模様を絡めた作品となっていて、この作者の作品としてはミステリー重視の作品でした。 … “冬芽の人” の続きを読む
宰領: 隠蔽捜査5 2020年10月2日
本書『宰領: 隠蔽捜査5』は、『』の長編では五冊目の警察小説です。 今回は神奈川県警管轄内で事件が起こったため、警視庁との合同捜査本部が神奈川に設置され竜崎がその指揮を執ることになります。 警視庁との仲の悪い神奈川県警と … “宰領: 隠蔽捜査5” の続きを読む
夜明けまで眠らない 2020年9月29日
本書『夜明けまで眠らない』は、元傭兵のタクシー運転手を主人公とする長編のハードボイルド小説です。 この頃ひと昔前の大沢作品を読んでいたためか、のめり込んで読むことができる大沢作品があまり無かったのですが、本書はかなり面白 … “夜明けまで眠らない” の続きを読む
黒涙 2020年9月26日
本書『黒涙』は、『黒警』の続編の長編のノワール小説です。 前巻『黒警』がかなりのめり込んで読んだ記憶があったせいか、本書は今一つ感情移入できずに終わってしまった作品でした。 黒社会とつながり、警察内部に“黒 … “黒涙” の続きを読む