師弟 新・軍鶏侍   (  野口 卓 )   2019年6月14日

七年の歳月が過ぎ、齢五十四となった園瀬藩の道場主岩倉源太夫。だれにも避けることのできぬ“老い”を自覚しつつも、かつて退けた剣士の挑戦を再び受けて立つ。挑戦者の註文は「真剣で」だった―(『歳月』)。道場を開いて弟子を持ち、 … “師弟 新・軍鶏侍” の続きを読む

東京輪舞   (  月村 了衛 )   2019年6月11日

田中角栄邸の警備をしていた警察官・砂田修作は、公安へと異動し、数々の事件と関わっていく―圧倒的スケールで激動の時代の暗闘を炙り出す。   昭和・平成の重大事件の陰で動いた公安警察員を主人公とする長編の警察小説で … “東京輪舞” の続きを読む

ラグビーについて   ( コラム )   2019年6月10日

人気の無かったラグビー ラグビーワールドカップ2015での日本代表の活躍は、一時期とはいえ楕円球を追いかけた身には本当にうれしいものがありました。少しでも ラグビーを かじった人はみな同じでしょう。 私がラグビーで汗を流 … “ラグビーについて” の続きを読む

青山に在り   (  篠 綾子 )   2019年6月7日

川越藩筆頭家老の息子・小河原左京は、学問剣術いずれにも長け、将来を嘱望される13歳の少年。ある日、城下の村の道場で自分と瓜二つの農民の少年と出会ったところから、運命の歯車が大きく動き出す―。幕末の川越藩を舞台に、激動の時 … “青山に在り” の続きを読む

家族 新・軍鶏侍   (  野口 卓 )   2019年6月6日

「軍鶏侍…か」十九年かけて敵討ちをなし、武士の鑑と讃えられた園瀬の英雄大野礼太郎は、岩倉家の庭でぼそりと漏らした。その大野が突然の乱心を起こし、岩倉源太夫に上意討ちの命が下る。長い歳月を孤独のうちにすごさねばならなかった … “家族 新・軍鶏侍” の続きを読む

インジョーカー   (  深町 秋生 )   2019年6月5日

躊躇なく被疑者を殴り、同僚にカネを低利で貸し付けて飼いならし、暴力団や中国マフィアと手を結ぶ―。その美貌からは想像もつかない手法で数々の難事件を解決してきた警視庁上野署組織犯罪対策課の八神瑛子が、外国人技能実習生の犯罪に … “インジョーカー” の続きを読む

デビュー   (  今野 敏 )   2019年6月4日

19歳、童顔のアイドル・高梨美和子はデビューすぐさまトップの座へのぼりつめた。 その実彼女は、カリフォルニア大バークレー校を卒業、理論物理学と哲学の修士号をもつ才女だった。 昼はかわいいだけのアイドルを演じ、夜は天才少女 … “デビュー” の続きを読む

検事の信義   (  柚月 裕子 )   2019年6月2日

任官5年目の検事・佐方貞人は、認知症だった母親を殺害して逮捕された息子・昌平の裁判を担当することになった。昌平は介護疲れから犯行に及んだと自供、事件は解決するかに見えた。しかし佐方は、遺体発見から逮捕まで「空白の2時間」 … “検事の信義” の続きを読む