悪魔には悪魔を   ( 大沢 在昌   2021年6月4日

本書『悪魔には悪魔を』は、アメリカで軍隊経験のある男を主人公とする、新刊書で529頁の長編の冒険小説です。 失踪した麻薬取締官の加納良を探すために双子の弟加納将が密売組織に挑む話ですが、大沢在昌の小説としては今一つの出来 … “悪魔には悪魔を” の続きを読む

ドルチェ   ( 誉田 哲也   2021年6月2日

本書『ドルチェ』は、魚住久江という中年の女性刑事を主人公とする文庫本で392頁の警察短編小説集です。 謎解きよりも、誰かが生きていてくれることを喜ぶ女性刑事の人間味豊かな、かなり惹き込まれて読んだ作品です。   … “ドルチェ” の続きを読む

臨床の砦   ( 夏川 草介   2021年5月28日

本書『臨床の砦』は、担当編集者が「記録小説」「ドキュメント小説」と銘打った、コロナ診療の最前線の姿を描いた新刊書で206頁の長編の医療小説です。 『神様のカルテシリーズ』を描いた夏川草介が、現実にコロナ禍に立ち向かう医師 … “臨床の砦” の続きを読む

黒き侍、ヤスケ 信長に忠義を尽くした元南蛮奴隷の数奇な半生   ( 浅倉 徹   2021年5月24日

本書『黒き侍、ヤスケ』は、新刊書で325頁の長さを持った長編の歴史時代小説です。 歴史小説やドラマの中などでたまに触れられることもある黒人の存在を取り上げた作品ですが、決してお勧めだとは言えない作品でした。   … “黒き侍、ヤスケ 信長に忠義を尽くした元南蛮奴隷の数奇な半生” の続きを読む