月下のサクラ   ( 柚月 裕子   2021年8月26日

本書『月下のサクラ』は元事務方の女性刑事を主人公にした、新刊書で380頁の長編の警察小説です。 通常の警察小説とは異なる、分析係という部門でその能力を発揮する主人公の姿が魅力的な、期待に違わない作品でした。   … “月下のサクラ” の続きを読む

森口泉シリーズ   ( 柚月 裕子   2021年8月26日

『森口泉シリーズ』とは   本『森口泉シリーズ』は、警察の事務方やデータ分析班といった、通常の警察小説とは異なった職域を舞台とし、単なる犯人探しを越えたテーマを掲げたシリーズです。 つまり、本シリーズの主人公で … “森口泉シリーズ” の続きを読む

千里眼の復讐 クラシックシリーズ4   ( 松岡 圭祐   2021年8月18日

本書『千里眼の復讐』は、『千里眼 クラシックシリーズ』第四巻の、文庫本の「解説」まで入れると全部で632頁にもなる長編のエンターテインメント小説です。 これだけの長さが必要であったのか疑問がわいてくるほどに長い小説で、読 … “千里眼の復讐 クラシックシリーズ4” の続きを読む

鍵のない夢を見る   ( 辻村 深月   2021年8月15日

辻村深月著の『鍵のない夢を見る』は、文庫本で269頁の暗い色調の五編の短編からなる作品集です。 日常からのちょっとした逸脱に翻弄される女性達を描いた第147回直木賞の受賞作で、個人的には好みではありませんでした。 &nb … “鍵のない夢を見る” の続きを読む

琥珀の夏   ( 辻村 深月   2021年8月15日

本書『琥珀の夏』は、新刊書で548頁にもなる長編のミステリー小説です。 ミステリーだと断言していいのか疑問もありますが、家族や親と子、特に母親と娘との関係をとらえたミステリー仕立ての作品だと言っていいでしょう。 &nbs … “琥珀の夏” の続きを読む

逆ソクラテス   ( 伊坂 幸太郎   2021年8月11日

本書『逆ソクラテス』は、小学生を主人公にした新刊書で276頁の長編小説で、第33回柴田錬三郎賞受賞作であり、2021年本屋大賞候補作でもあります。 いろいろな場での人間としてのありようを小学生の眼を借りて述べた、爽快感に … “逆ソクラテス” の続きを読む