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竹内 明 雑感

1969年生まれ。神奈川県茅ヶ崎市出身。慶應義塾大学法学部卒業後、1991年にTBS入社。社会部、ニューヨーク特派員、政治部などを経て、ニュース番組「Nスタ」キャスターなどを務めた。国際諜報戦や外交問題に関する取材を続けている。
公安警察や検察を取材したノンフィクション作品として、2009年『ドキュメント秘匿捜査 警視庁公安部スパイハンターの344日』、2010年『時効捜査 警察庁長官狙撃事件の深層』(ともに講談社、現在は文庫版)がある。
2014年には『背乗り 警視庁公安部外事二課』(講談社)で初の諜報ミステリ―小説に挑戦。2015年『マルトク 特別協力者』を発表。最新刊『スリーパー 浸透工作員』では、日本に潜伏する北朝鮮工作員と公安警察の激闘を描いた。( 現代ビジネス | 竹内 明 : 参照 )

[投稿日] 2017年12月13日  [最終更新日] 2017年12月13日
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おすすめのサスペンス・ミステリー作家

佐々木 譲
作品のジャンルは多岐にわたるようですが、とくに警察ものが人気が高い作家さんのようです。「警官の血」などは、親子三代にわたり警察官となった男達の人生を描く大河小説で、2007年の日本冒険小説協会大賞を受賞しており、直木賞のノミネート作でもあります。他に「笑う警官」を始めとする『道警シリーズ』も人気があります。
高村 薫
警視庁捜査一課・合田雄一郎警部補が登場する最初の作品が「マークスの山」で直木賞を受賞しています。重厚と言っても間違いではないと思われる、よく書き込まれた小説です。
黒川 博行
建設コンサルタント業の二宮と暴力団幹部・桑原の「疫病神コンビ」が活躍する「疫病神シリーズ」や、「悪果」などの悪徳刑事コンビの「堀内・伊達シリーズ」など、はまったら抜けられません。
堂場 瞬一
胸を熱くするスポーツ小説の名手でもあるこの作家は、またハードボイルドタッチの作品も書かれています。孤高の刑事鳴沢了の活躍を描く「刑事・鳴沢了シリーズ」は圧巻です。
横山 秀夫
どの作品も、従来の警察小説とは視点を異にしています。NHKでドラマ化もされた「64(ロクヨン)」にしても主人公は広報官です。また検視官や新聞記者など多彩です。勿論普通に捜査官が主人公になっている作品もあります。どの作品もよく練り上げられている感じが、読んでいて物語の厚みとなって感じられます。

関連リンク

「スパイ天国」日本、諜報活動の実態とは 『背乗り』著者・竹内明氏に聞く
『時効捜査 警察庁長官狙撃事件の深層』(講談社)など公安捜査をテーマとしたノンフィクションを手がけてきたTBSキャスターでジャーナリストの竹内明氏が、今回は打って変わって初めての小説『背乗り 警視庁公安部外事二課』を上梓した。
ドキュメント秘匿捜査 竹内明著 | 読書 | 東洋経済オンライン
スパイ天国の汚名を世界から受けながら、日本のスパイハンターたちは黙々と職務を遂行している。極秘に追尾してスパイと情報提供者の接触現場に近づこうとする彼らのテクニックと執念は世界屈指らしい。