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浅倉 秋成 雑感
『浅倉秋成』のプロフィール
1989年生まれ、小説家。関東在住。第13回講談社BOX新人賞Powersを『ノワール・レヴナント』で受賞しデビュー。2019年に刊行した『教室が、ひとりになるまで』で第20回本格ミステリ大賞と、第73回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門にWノミネート。その他の著書に『フラッガーの方程式』『失恋の準備をお願いします』『九度目の十八歳を迎えた君と』など引用元:jiji.com
『浅倉秋成』について
この作者の作品の『六人の噓つきな大学生』の惹句によれば、著者の浅倉秋成は「伏線の狙撃手」という異名があるそうです。
実際、『六人の噓つきな大学生』を読んでみると、伏線の貼り方、その伏線の回収の仕方が秀逸で、意外性に富んだその展開は見事なものでした。
他の作品も是非読んでみたいと思う作家さんでした。
[投稿日] 2021年05月03日 [最終更新日] 2021年5月3日
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