※ 安壇美緒：作品一覧（Amazonの頁へリンク）
安壇 美緒 雑感
『安壇美緒』のプロフィール
1986年北海道生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。2017年『天龍院亜希子の日記』で第30回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。著書に、北海道の女子校を舞台に思春期の焦燥と成長を描いた『金木犀とメテオラ』がある。2022年『ラブカは静かに弓を持つ』で第6回未来屋小説大賞、2023年同作で第25回大藪春彦賞、第20回本屋大賞第2位を受賞。
引用元：集英社 文芸ステーション
『安壇美緒』について
『天龍院亜希子の日記』で第30回小説すばる新人賞を、『ラブカは静かに弓を持つ』で第6回未来屋小説大賞、第25回大藪春彦賞を受賞し、さらに第20回本屋大賞で第2位となっています。
［投稿日］ 2023年08月01日 ［最終更新日］ 2023年8月1日
おすすめの小説
大藪春彦賞受賞作品
インビジブル ( 坂上 泉 )
坂上泉著の『インビジブル』は、新刊書で347頁という分量のバディものの長編の警察小説で、第164回直木三十五賞候補作に選ばれています。昭和二十九年に為された国警と自治警との統合という歴史的事実を背景にした、骨太ですが読みやすい小説でした。
Ank: a mirroring ape ( 佐藤究 )
本書『Ank : a mirroring ape』は、新刊書で473頁の、近未来の京都を舞台にしたサスペンスフルな長編のＳＦパニック小説です。 人類の進化について独特の解釈を施し、それを物語の軸に据えた読みごたえのある作品でした。
リボルバー・リリー ( 長浦京 )
元諜報員の女性と家族を皆殺しにされた少年との逃避行の様子を描いた、文庫本で656頁にもなる長編のアクション小説です。 重厚で長い物語であり簡単には読めない物語ですが、惹き込まれて読んだ作品でした。
鬼はもとより ( 青山文平 )
本書は武士の世界に経済の側面から光が当てられています。主人公抄一郎は「国を大元から立て直す仕法」の背骨を掴み取り、その仕法を別の藩で試すのですが、その流れが実にダイナミックに描写されています。
検事の本懐 ( 柚月裕子 )
『佐方貞人シリーズ 』は、第一巻『最後の証人』こそヤメ検である弁護士佐方貞人が活躍する物語ですが、第二巻からは過去に戻り、正義感にあふれる検事時代の佐方貞人を主人公とするミステリーです。
