小松 左京

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文庫

早川書房

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N大学理論物理研究所助手の野々村は、ある日、研究所の大泉教授とその友人・番匠谷教授から一つの砂時計を見せられる。それは永遠に砂の落ち続ける砂時計だった!白堊紀の地層から出土されたというその砂時計の謎を解明すべく発掘現場へと向かう一行だったが、彼らは知る由もなかった―その背後で十億年もの時空を超えた壮大な戦いが展開されていようとは。「宇宙」とは、「時の流れ」とは何かを問うSFの傑作。(「BOOK」データベースより)

 

日本SFの傑作作品と断言できる、長編SF小説です。

 

一言でこの「果しなき流れの果に」という本の内容を言えば、十億年という時の流れの中で人類の存在そのものを考察していく、と意味不明なまとめになってしまいますが、そのスケールの大きさ、着想力の凄さで日本SF界のベストだと思っています。

実際、ちょっと前のSF好きの人なら知らない人はいない小説と言っても過言ではないでしょう。いや、この本なら今の若い人たちでもSFが好きという以上は知っていて当然かもしれません。

たとえSF好きではなくても、絵空事の話は受け付けないという人を除いて絶対お勧めです。

 

海外には映画「2001年宇宙の旅」の原作者である アーサー・C・クラークの「都市と星」「幼年期の終わり」という名作がありますが、この「果しなき流れの果に」と 光瀬龍の「百億の昼と千億の夜」はそれに勝るとも劣らないと思います。

 

 

[投稿日]2015年04月11日  [最終更新日]2019年3月24日
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