貴志 祐介

イラスト1
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文庫

角川書店

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突然見知らぬ場所で目が覚めた。傍には「火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された」と表示された携帯ゲーム機があった。

状況の説明はありません。突然放り込まれた現状で、目の前にある「携帯ゲーム機」と、そこに表示された文字だけを頼りに、何か行動を起こさなければならないのです。同時に目覚めた他の8人との間で複雑な駆け引きが始まります。

山田某の著作に似たゲーム性の強い設定ですが、こちらは私が読んだ山田某の初期の作品と異なり、格段の文章力で書かれているので非常に面白く読めました。面白い小説の書き方の前後という感じです。

シチュエーションスリラーとも言えるのではないでしょうか。ホラーと言えるかは分かりません。ホラーの定義も人それぞれですが、強いて言えば私の考える、「恐怖」をテーマとする作品、というホラーの感じとは違うと思われます。

与えられた状況をどのように乗り越えるか、の興味が尽きず、一気に読んでしまいました。面白いです。

[投稿日]2015年04月10日  [最終更新日]2015年4月10日
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