祝祭と予感   ( 恩田 陸   2020年7月5日

本書『祝祭と予感』は、直木三十五賞と本屋大賞をW受賞した『』のスピンオフ作品です。 本書は、各頁の余白が広く、全186頁という薄さもあり、すべてを読み終えるのにそうは時間がかかりません。 ただ、その薄さ、短さゆえかもしれ … “祝祭と予感” の続きを読む

追跡者の血統   ( 大沢 在昌   2020年7月3日

『追跡者の血統』とは   本書『追跡者の血統』は『佐久間公シリーズ』の第四弾で、1986年3月に双葉社から刊行され、1996年10月に角川文庫から320頁の文庫として出版された、長編の青春ハードボイルド小説集で … “追跡者の血統” の続きを読む

嘘と正典   ( 小川 哲   2020年6月29日

『嘘と正典』とは 本書『嘘と正典』は、2019年9月早川書房からハードカバーで刊行され、2022年7月にハヤカワ文庫JAから384頁の文庫として出版された長編のSF小説です。 私の好きなSF小説であり、第162回直木賞の … “嘘と正典” の続きを読む

三体   ( 劉 慈欣   2020年6月26日

本書『三体』は、翻訳小説としては勿論、アジア圏の作品としては初のヒューゴー賞長篇部門賞を受賞した本格的な長編ハードSF小説です。 それも中国発のSF小説です。小説に関するいろいろなメディアで必ずと言っていいほどに取り上げ … “三体” の続きを読む

流人道中記   ( 浅田次郎   2020年6月22日

『流人道中記』とは 本書『流人道中記』は2020年3月に中央公論新社から刊行され、2023年2月に中公文庫から上下二巻で768頁で文庫化された長編の時代小説です。 江戸時代末期のとある事件を通して侍や法とは何かを問う、浅 … “流人道中記” の続きを読む

カウントダウン   ( 佐々木 譲   2020年6月18日

『カウントダウン』とは   本書『カウントダウン』は新刊書は2010年9月に刊行され、2013年10月には462頁の文庫本として出版された長編の政治小説です。 北海道の夕張市をモデルにした、とある地方自治体の破 … “カウントダウン” の続きを読む

さんだらぼっち   ( 宇江佐 真理   2020年6月14日

『さんだらぼっち』とは 本書『さんだらぼっち』は『髪結い伊三次捕物余話シリーズ』の第四弾で、2002年1月に文藝春秋から刊行され、2005年2月に文春文庫から287頁の文庫として出版された連作の人情時代小説集です。 『さ … “さんだらぼっち” の続きを読む

むかしむかしあるところに、死体がありました   ( 青柳 碧人   2020年6月10日

鬼退治。桃太郎って…えっ、そうなの?大きくなあれ。一寸法師が…ヤバすぎる!ここ掘れワンワン埋まっているのは…ええ!?昔ばなし×ミステリ。読めば必ず誰かに話したくなる、驚き連続の作品集!(「BOOK」データベースより) & … “むかしむかしあるところに、死体がありました” の続きを読む

羽化 新・軍鶏侍   ( 野口 卓   2020年6月6日

兄龍彦が長崎に留学し、甥の佐一郎や新弟子の伸吉らが頭角を現す岩倉道場で、源太夫の実子幸司は二代目を継ぐ決意をする。しかし、幸司には悩みがあった。それは、偉大な剣客である父の秘剣「蹴殺し」を未だその目で見ていないこと。悩め … “羽化 新・軍鶏侍” の続きを読む