本書『琥珀の夏』は、新刊書で548頁にもなる長編のミステリー小説です。 ミステリーだと断言していいのか疑問もありますが、家族や親と子、特に母親と娘との関係をとらえたミステリー仕立ての作品だと言っていいでしょう。 &nbs … “琥珀の夏” の続きを読む
逆ソクラテス 2021年8月11日
本書『逆ソクラテス』は、小学生を主人公にした新刊書で276頁の長編小説で、第33回柴田錬三郎賞受賞作であり、2021年本屋大賞候補作でもあります。 いろいろな場での人間としてのありようを小学生の眼を借りて述べた、爽快感に … “逆ソクラテス” の続きを読む
おれたちの歌を歌え 2021年8月8日
『おれたちの歌を歌え』とは 本書『おれたちの歌を歌え』は、2021年2月に文藝春秋から刊行され、2023年8月に文春文庫から688頁の文庫として出版された、長編の推理小説です。 昭和、平成、令和の三つの時代を交互に描きな … “おれたちの歌を歌え” の続きを読む
花芒ノ海─ 居眠り磐音江戸双紙 3 2021年8月5日
本書『花芒ノ海─ 居眠り磐音江戸双紙 3』は、『居眠り磐音江戸双紙シリーズ』の第三巻の、文庫本で357頁の長編の痛快時代小説です。 前巻『寒雷ノ坂』で明らかになった関前藩国家老の宍戸文六らの横暴と直接に対決する磐根の姿が … “花芒ノ海─ 居眠り磐音江戸双紙 3” の続きを読む
テスカトリポカ 2021年8月2日
本書『テスカトリポカ』は、新刊書で553頁にもなる第165回直木賞を受賞した長編のクライム小説です アステカの神の力を背景にした圧倒的な暴力を描く濃密なその文章は若干説明的とも感じましたが、その描写力は魅力的です。 &n … “テスカトリポカ” の続きを読む
図書館の魔女 第四巻 2021年7月29日
本書『図書館の魔女 第四巻』は、文庫本での解説まで入れて642頁というかなりの長さの長編のファンタジー小説です。 四分冊の文庫版『図書館の魔女』の最終巻である本書は、最終巻にふさわしい実に読みごたえのある物語でした。 & … “図書館の魔女 第四巻” の続きを読む
黒牢城 2021年7月26日
本書『黒牢城』は米澤穂信が初めて戦国時代を描いて第166回直木賞の受賞作となった作品で、新刊書で443頁という長編の歴史小説です。 信長に反旗を翻した荒木村重が立て籠もる有岡城を舞台に、地下牢に幽閉された黒田官兵衛の知恵 … “黒牢城” の続きを読む
図書館の魔女 第三巻 2021年7月22日
本書『図書館の魔女 第三巻』は文庫本の頁数にして379頁の長編のファンタジー小説で、全四巻の三巻目の作品です。 本書でマツリカが衛兵たちに対してなす文献学の講義など、読みようによってはかなり興味深い話が展開され、ストーリ … “図書館の魔女 第三巻” の続きを読む
鼠異聞 新・酔いどれ小籐次(十七・十八) 2021年7月18日
本書『鼠異聞 新・酔いどれ小籐次』は、文庫本上下二巻で670頁を越える長さがある『新・酔いどれ小籐次シリーズ』の第十七・八弾です。 小籐次へのとある懐剣の研ぎの依頼と桃井道場年少組も同行する久慈屋の高尾山薬王院への紙納め … “鼠異聞 新・酔いどれ小籐次(十七・十八)” の続きを読む
第165回直木三十五賞は佐藤究氏の『テスカトリポカ』と澤田瞳子氏の『星落ちて、なお』に決定! 2021年7月15日
第165回直木三十五賞は 氏の『』と氏の『』に決定しました。 同時に発表された芥川賞の受賞者も二人の、都合四人の受賞という珍しい事態となりました。 2021年1月21日 に直木賞の発表が行われ 、 第165 … “第165回直木三十五賞は佐藤究氏の『テスカトリポカ』と澤田瞳子氏の『星落ちて、なお』に決定!” の続きを読む