天地明察   ( 冲方 丁   2017年2月20日

徳川四代将軍家綱の治世、ある「プロジェクト」が立ちあがる。即ち、日本独自の暦を作り上げること。当時使われていた暦・宣明暦は正確さを失い、ずれが生じ始めていた。改暦の実行者として選ばれたのは渋川春海。碁打ちの名門に生まれた … “天地明察” の続きを読む

雑司ケ谷R.I.P.   ( 樋口 毅宏   2017年2月18日

“雑司ヶ谷の妖怪”こと、泰幸会教祖・大河内泰が死んだ。享年102。葬儀に参列するため中国から帰国した俺を待っていたのは、ババアが書き残した謎の遺書。教祖のイスと莫大な財産は俺の父親に譲るというが、親父ならとっくに死んでい … “雑司ケ谷R.I.P.” の続きを読む

さらば雑司ケ谷   ( 樋口 毅宏   2017年2月17日

中国から久しぶりに戻った俺を出迎えた友の死。東京、雑司ヶ谷。大都会に隣接するこの下町で俺は歪んだ青春を送った。町を支配する宗教団体、中国マフィア、耳のない男…狂いきったこのファックな人生に、天誅を喰らわせてやる。エロスと … “さらば雑司ケ谷” の続きを読む

霧笛荘夜話   ( 浅田次郎   2017年2月11日

『霧笛荘夜話』とは 本書『霧笛荘夜話』は、2004年11月にKADOKAWAから刊行され、2017年11月に角川文庫から320頁の文庫として出版された短編小説集です。 運河のほとりにある古いアパートの管理人の老婆が六人の … “霧笛荘夜話” の続きを読む

下町ロケット   ( 池井戸 潤   2017年2月10日

『下町ロケット』とは   本書『下町ロケット』は『下町ロケットシリーズ』の第一弾で、2010年11月に刊行されて2013年12月に496頁で文庫化された、長編の痛快経済小説です。 下町の中小企業の生き残りを描い … “下町ロケット” の続きを読む

暗幕のゲルニカ   ( 原田 マハ   2017年2月9日

反戦のシンボルにして20世紀を代表する絵画、ピカソの“ゲルニカ”。国連本部のロビーに飾られていたこの名画のタペストリーが、2003年のある日、忽然と姿を消した…。大戦前夜のパリと現代のNY、スペインが交錯する、華麗でスリ … “暗幕のゲルニカ” の続きを読む

何者   ( 朝井 リョウ   2017年2月5日

『何者』とは   本書『何者』は2012年11月に刊行され、2015年6月に新潮社から352頁の文庫として出版された、長編の現代小説です。 端的に言えば、還暦を過ぎた歳になった私だからなのか、物語の筋立てではな … “何者” の続きを読む