壬生義士伝 映画版   (  浅田次郎 )   2015年1月12日

年老いた佐藤浩市の斎藤一が村田雄浩演じる大野千秋の病院へ孫を連れていくところから映画は始まります。丁度満州へ旅立つ準備をしていたその病院に置いてあった吉村貫一郎の写真を見て、斎藤一の回想の場面へと移るのです。 中井貴一の … “壬生義士伝 映画版” の続きを読む

日輪の遺産   (  浅田次郎 )   2014年12月30日

終戦直前、帝国陸軍がマッカーサーから奪った時価二百兆円に上る財宝が極秘裏に隠匿された。それは、日本が敗戦から立ちあがるための資金となるはずだった。そして五十年後、一人の老人が遺した手帳がその真相を明らかにしようとしていた … “日輪の遺産” の続きを読む

阪急電車   (  有川 浩 )   2014年12月30日

有川浩という作家の最初に読んだ作品が図書館戦争シリーズ二作目の「図書館内乱」で、次に読んだのが本書でした。あまりに傾向の違いに驚いてしまいました。 「」は自衛隊を思わせる図書隊という軍事組織の中での女の子が主人公の物語で … “阪急電車” の続きを読む

蜩の記   (  葉室 麟 )   2014年12月25日

豊後羽根藩の檀野庄三郎は不始末を犯し、家老により、切腹と引き替えに向山村に幽閉中の元郡奉行戸田秋谷の元へ遣わされる。秋谷は七年前、前藩主の側室との密通の廉で家譜編纂と十年後の切腹を命じられていた。編纂補助と監視、密通事件 … “蜩の記” の続きを読む

輪違屋糸里   (  浅田次郎 )   2014年12月25日

文久三年八月。「みぶろ」と呼ばれる壬生浪士組は、近藤勇ら試衛館派と、芹沢鴨の水戸派の対立を深めていた。土方歳三を慕う島原の芸妓・糸里は、姉のような存在である輪違屋の音羽太夫を芹沢に殺され、浪士たちの内部抗争に巻き込まれて … “輪違屋糸里” の続きを読む

壬生義士伝   (  浅田次郎 )   2014年12月25日

小雪舞う一月の夜更け、大坂・南部藩蔵屋敷に、満身創痍の侍がたどり着いた。貧しさから南部藩を脱藩し、壬生浪と呼ばれた新選組に入隊した吉村貫一郎であった。“人斬り貫一”と恐れられ、妻子への仕送りのため守銭奴と蔑まれても、飢え … “壬生義士伝” の続きを読む