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朝井 リョウ 雑感
2009年、『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビューし、2012年には同作が映画化。
2012年、『もういちど生まれる』で第147回直木三十五賞候補。
2013年、『何者』で第148回直木三十五賞受賞。直木賞史上初の平成生まれの受賞者であり、男性受賞者としては最年少となる[1]。
直木賞受賞後第一作『世界地図の下書き』で、第29回坪田譲治文学賞受賞。
2016年、英語圏最大の文芸誌「Granta」日本語版でGranta Best of Young Japanese Novelistsに選出される。(ウィキペディア : 参照)
2012年に、神木隆之介の主演で『桐島、部活やめるってよ』が映画化され、第36回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞しています。テレビで放映されたものを見たのですが、映画を見た限りでは、青春映画としてこういうものもありかなと思うくらいで好みの作品ではありませんでした。
また、去年(2016年)には直木賞を受賞した『何者』も佐藤健主演で映画化されています。こちらは未見です。
小説としては『何者』しか読んでいないので、まだ作者について語ることはありません。
[投稿日] 2017年02月05日 [最終更新日] 2017年2月5日
おすすめの小説
おすすめの青春小説作家
スポーツ系の軽く読める作品は除いて、若者の内面を深く描いている作家を中心に、ユーモアに満ちたものを書かれる作家も含めて選んでみました。
- 東山 彰良
- 葉秋生が17才の年に蒋介石総統が死に、祖父が殺された。なぜ、誰に祖父は殺されたのか。若く、何者でもなかった秋生の青春と、祖父の死を追う旅を描き直木賞を受賞した『流』を始めとする作品群は暴力と生とに満ちています。
- 大内 美予子
- 沖田総司という剣士を物語の中心に据えた物語で、沖田総司という人間像を見事に描き出し、後の新選組を描いた作品にも大きな影響を与えたとされる『沖田総司』しか読んではいないのですが、時代小説を読むにしても必須の作品だと思います。
- 藤沢 周
- ラップ命という高校生羽田融が剣道にのめり込んでゆく姿を、二人の内面に深く切り込んで描き出している『武曲(むこく)』しか読んでいません。「超純文学」との謳い文句通りに、明るい青春小説ではありませんでした。
- 有川 浩
- 自堕落な生活が家族の崩壊を招いていたことから、一念発起し立ち上がる若者の姿をあ帰るく描いた『フリーター、家を買う。』を始め、映画化もされた『図書館戦争』など、ユーモアに満ちた作品を多く書かれている作家さんです。
- 三浦 しをん
- 日本を代表する伝統芸能の一つである人形浄瑠璃文楽の太夫の語りに精進する若者を主人公にした『仏果を得ず』や林業を召さず若者を描き映画化もされた『神去なあなあ日常』など、コミカルな中に若者の成長を描き出します。