いまは流行作家としてときめくローラ・シェーン、かつては孤児院で辛酸をなめた薄倖の美少女だった。これまでの生涯、何度か人生の危機や事故に見舞われそうになったが、そのつど、どこからともなく立ち現われて危難から救ってくれた“騎士”がいた。そのたびに、空には閃光が…。ジャンルを超えた傑作スーパー・スリラー。( 下巻 : 「BOOK」データベースより)
モダンホラーの代表的作家の一人であるクーンツの長編のスリラー作品です。
他の作品とは若干ですがニュアンスが異なっていて、ロマンスもの仕立てになっています。でも、それも後半にはやはりクーンツ節になるのであまり気にしなくていいかもしれません。
タイムトラベルものになってもいるので、そうした視点から読むのも良いかもしれません。