じっと手を見る   ( 窪 美澄   2018年10月17日

本書『じっと手を見る』は、七章からなっている長編の恋愛小説です(連作短編集と書いてあるレビューもあります)。各章ごとに視点の主体が変わる一人称の物語で、第159回直木賞の候補となりました。 なんとも微妙に関心を惹かれる小 … “じっと手を見る” の続きを読む

屍人荘の殺人   ( 今村 昌弘   2018年10月14日

神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と会長の明智恭介は、曰くつきの映画研究部の夏合宿に加わるため、同じ大学の探偵少女、剣崎比留子と共にペンション紫湛荘を訪ねた。合宿一日目の夜、映研のメンバーたちと肝試しに出かけるが、想像しえな … “屍人荘の殺人” の続きを読む

薫風ただなか   ( あさの あつこ   2018年10月13日

石久藩の上士の子弟が通う藩学で心身に深い傷を負った新吾は、庶民も通う薫風館に転じ新たな友と学びを得、救済される。しかしある日、「薫風館にはお家を害する陰謀が潜んでいる」として、父から間者となり館内を探るよう命じられる。信 … “薫風ただなか” の続きを読む

魚舟・獣舟   ( 上田 早夕里   2018年10月2日

現代社会崩壊後、陸地の大半が水没した未来世界。そこに存在する魚舟、獣舟と呼ばれる異形の生物と人類との関わりを衝撃的に描き、各界で絶賛を浴びた表題作。寄生茸に体を食い尽くされる奇病が、日本全土を覆おうとしていた。しかも寄生 … “魚舟・獣舟” の続きを読む