鬼を待つ   ( あさの あつこ   2019年7月3日

本書『鬼を待つ』は『弥勒シリーズ』の第九弾で、文庫本で344頁の長編のミステリー時代小説です。 マンネリ感も全く無いわけではありませんが、ミステリーとしても面白さを持った作品でした。   『鬼を待つ』の簡単なあ … “鬼を待つ” の続きを読む

鹿の王 水底の橋   ( 上橋 菜穂子   2019年7月2日

本書『鹿の王 水底の橋』は、文庫本で464頁の長編のファンタジー小説です。 2015年本屋大賞を受賞した『鹿の王』の続編となる物語ですが、戦士のヴァンと孤児のユナは登場せず、医術師ホッサルを中心とする物語です。 &nbs … “鹿の王 水底の橋” の続きを読む

村野ミロシリーズ   ( 桐野 夏生   2019年6月30日

『村野ミロシリーズ』とは 本『村野ミロシリーズ』は、女探偵村野ミロの活躍を描くハードボイルドタッチのミステリー小説シリーズです。 主人公が内省的であり、物語もどちらかというと重く、昏い印象があります。 『村野ミロシリーズ … “村野ミロシリーズ” の続きを読む

とうざい   ( 田牧 大和   2019年6月27日

人形が解く、人の心と江戸の謎―柄は大きいが気は小さい、若き紋下太夫の竹本雲雀太夫。役者も裸足で逃げ出す色男、人形遣いの吉田八十次郎。木挽町は松輪座に、今日も舞い込む難事件!?とびきりの「芸」で綴るお江戸文楽ミステリー。( … “とうざい” の続きを読む

舞う百日紅: 上絵師 律の似面絵帖   ( 知野 みさき   2019年6月25日

父の跡を継ぎ、上絵師として身を立てたい律だが、ままならず落ち込むことも多い。幼馴染みの涼太への想いも、深く胸に秘めるばかりだ。しかし副業の似面絵の評判は上々で、引きも切らず注文が舞い込んでいた。そんな折、母を殺めた辻斬り … “舞う百日紅: 上絵師 律の似面絵帖” の続きを読む

鉄の骨   ( 池井戸 潤   2019年6月23日

中堅ゼネコン・一松組の若手、富島平太が異動した先は“談合課”と揶揄される、大口公共事業の受注部署だった。今度の地下鉄工事を取らないと、ウチが傾く―技術力を武器に真正面から入札に挑もうとする平太らの前に「談合」の壁が。組織 … “鉄の骨” の続きを読む