検事の本懐   ( 柚月 裕子   2017年5月2日

『検事の本懐』の簡単なあらすじ   ガレージや車が燃やされるなど17件続いた放火事件。険悪ムードが漂う捜査本部は、16件目の現場から走り去った人物に似た男を強引に別件逮捕する。取調を担当することになった新人検事 … “検事の本懐” の続きを読む

地に巣くう   ( あさの あつこ   2017年5月1日

この苛立ち、この焦燥、この憎悪、この執着。剣呑で歪で異様な気配を纒う、同心信次郎と商人清之介。彼らの中に巣くう何かが江戸に死を手繰り寄せる。今は亡き父と向き合い、息子は冷徹に真実を暴く。疼く、痺れる、突き刺さる、「弥勒シ … “地に巣くう” の続きを読む

図書館戦争   ( 有川 ひろ   2017年4月27日

本書『図書館戦争』は、『図書館戦争シリーズ』の第一作目で、文庫本で398頁のSFチックな長編小説です。 軽く読める本でありながら、表現の自由という重要な論点をテーマにした良質なエンターテイメント小説です。   … “図書館戦争” の続きを読む

アクアマリンの神殿   ( 海堂 尊   2017年4月24日

桜宮市にある未来医学探究センター。そこでたったひとりで暮らしている佐々木アツシは、ある深刻な理由のため世界初の「コールドスリープ」技術により人工的な眠りにつき、五年の時を超えて目覚めた少年だ。“凍眠”中の睡眠学習により高 … “アクアマリンの神殿” の続きを読む

臨床真理   ( 柚月 裕子   2017年4月21日

臨床心理士の佐久間美帆は、勤務先の医療機関で藤木司という二十歳の青年を担当することになる。司は、同じ福祉施設で暮らしていた少女の自殺を受け入れることができず、美帆に心を開こうとしなかった。それでも根気強く向き合おうとする … “臨床真理” の続きを読む

似せ者   ( 松井 今朝子   2017年4月20日

「似せ者とわかっていながら、なぜこんなにも心が騒ぐのだろうか」。時は江戸。歌舞伎芝居の名優のそっくりさんが二代目を名乗り、人々は熱狂して迎えるが…。表題作のほか、若い役者二人の微妙な関係を描く『狛犬』、お仕打が東奔西走す … “似せ者” の続きを読む

冬天の昴   ( あさの あつこ   2017年4月19日

「親分、心など捨てちまいな、邪魔なだけだぜ」たった独りで、人の世を生きる男には、支えも、温もりも、励ましも無用だ。武士と遊女の心中は、恋の縺れか、謀か。己に抗う男と情念に生きる女、死と生の狭間で織りなす人模様。(「BOO … “冬天の昴” の続きを読む

東雲の途   ( あさの あつこ   2017年4月19日

橋の下で見つかった男の屍体の中から瑠璃が見つかった。探索を始めた定町廻り同心の木暮信次郎は、小間物問屋の遠野屋清之介が何かを握っているとにらむ。そして、清之介は自らの過去と向き合うため、岡っ引きの伊佐治と遠き西の生国へ。 … “東雲の途” の続きを読む