エロスとバイオレンス満載の長編の伝奇小説です。
魔界行及び新魔界行シリーズとを合わせてバイオニックソルジャーシリーズとしています。エロスとバイオレンス満載のアダルト向け作品です。当初三部作だったのですが、その後「新・魔界行」として更に三部作が追加されました。
作品は異世界の住人を相手とするエロスとバイオレンスの満ちた小説であり、夢枕獏と同じような伝奇小説の書き手として読んでいたものです。
主人公南雲秋人は科学の力で強化されたバイオニックソルジャーであり、殺された妻や子の復讐のために、瓜生組に戦いを挑みます。
とにかく、パワーがみなぎっており、何も考えずに作品世界を楽しむだけです。理屈は要りません。変に考えると逆に読めなくなります。
この作家がブレイクするきっかけとなった作品で、この後次々とエロスとバイオレンス満載の作品を発表し続けます。
本シリーズでは魔界行三部作が「魔界行 完全版」として刊行されています。