アイザック・アシモフ

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早川書房

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悠々自適の隠居生活をおくっていたシュヴァルツじいさんは、原子核研究所で行なわれた実験によるふとした偶然で、数万年後の銀河世界へタイム・スリップしてしまった。地球は核戦争のために表面のほぼ全域が放射能に汚染され、辺境星域に浮かぶちっぽけな小石にすぎなくなっていた。食糧難に瀕する地球の住民は、ナショナリズムにこりかたまった結社に支配されており、党の一味は銀河帝国を構成する諸世界を相手に、恐るべき陰謀をめぐらしていた。その渦中に巻き込まれた一人の老人の勇気ある行動は、全宇宙を救えるのか。( Amazon内容紹介 より)

 

アシモフの初期長編小説です。

 

主人公は1949年に近所の研究所の事故の余波で数千年の未来へ飛ばされてしまいます。未来の世界で、ある実験の実験台にされた彼は大変な知能と能力を獲得し、その結果、通じなかった言葉も理解できるようになり、現在の自分が置かれた状況も把握できるようになります。

その世界は巨大な宇宙帝国を形成していたのですが、地球は宇宙辺境の小石として忘れ去られていました。その地球の狂信的な一派は帝国に対しある陰謀をたくらんでいたのですが、主人公はその一派と帝国との戦いに巻き込まれていきます。

 

1950年の出版ですので内容は古さを感じるかもしれません。しかし、私も読んだのは40年近く前になりますので断言はできないのですが、レビューを見てもその古さを感じることは無いとあります。

この作品も後にはアシモフのファウンデーションシリーズに位置づけられる作品ですが、そもそも独立した作品として書かれた作品であり、単体として面白く読めます。

私の纏め方が下手で薄っぺらい物語に思えそうですが、アシモフの作品らしく読みやすく、スケールの大きい、SFらしい作品です。

 

本作品を含めて以下の三作品が「トランターもの」と言われ、ファウンデーションの前史にあたります。

  1. 宇宙の小石
  2. 暗黒星雲の彼方に
  3. 宇宙気流
[投稿日]2015年03月27日  [最終更新日]2019年2月1日
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