ラグビーについて その二

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ラグビーワールドカップ2019

昨日(2019年11月02日)、横浜国際総合競技場においてラグビーワールドカップ2019の決勝戦が行われました。

イングランド 対 南アフリカ という顔合わせで行われた試合は、32-12という結果で南アフリカが勝利しました。

決勝戦にふさわしい、素晴らしい試合だったと思います。 特に、イングランドをノートライにおさえた南アフリカのフィジカルの強さには敬服しました。

日本代表も南アフリカに負けたのですが、この強さは頭一つ抜け出ていたように思えました。

今回のワールドカップは、台風19号の影響などもあり、何かと話題も多かった大会でしたが、しかしながら全体的に見て、素晴らしい大会だったと思います。

宿澤広朗、平尾誠二、今の日本ラグビーフットボール協会の森重隆会長や清宮克幸副会長など、往年の名選手たちのプレイ姿が目に浮かぶとともに、これらの選手たちの努力がやっと実ったのです。

各国代表チームを受け入れた各地域の方々を含めた運営スタッフの皆さんの努力は大変なものがあったでしょうが、そうした方々の努力があってこその大成功だったでしょう。

ラグビーの素晴らしい魅力

今回、テレビで全試合を見て、あらためてラグビーというスポーツの面白さ、素晴らしさを再認識しました。

勿論、世界最高峰のプレイヤーが集う中での試合ですから、フィジカル面でも、技術面でも最高峰の試合が展開されたからこその感想だということもあるでしょう。

しかし、それが高校生の試合であってもやはりラグビーというスポーツは魅力にあふれているのです。

今回、ラグビーワールドカップに出場した選手たちの中から、日本のトップリーグでプレイする選手がかなりの数いると聞きました。

そうした選手たちの活躍を見たいとは思うのですが、残念ながらトップリーグの試合は地上波テレビでの放映予定はないそうで、見たければ有料放送を契約するしかなさそうです。

ラグビーの普及、発展のためには一般観客が気楽にラグビーを視聴できる環境が必要だと思うのですが、やはりかなり難しいことなのでしょうね。

残念です。

ラグビー関係の著作

今回のワールドカップに合わせ、家人ためにとラグビーの本も借りてきました。『 なんのために勝つのか。 』と『 ラグビーは3つのルールで熱狂できる 』という本です。

家人ために、というつもりだったのですが、これが私が読んでも面白い。廣瀬俊朗氏の 『 なんのために勝つのか。 』はリーダーシップ論として、大西将太郎氏 の 『 ラグビーは3つのルールで熱狂できる 』はラグビーというスポーツのルールについて、そして両方の作品共に、ラグビーの試合自体を一段と楽しく見る方法について書いてありました。

ラグビーに関する小説などの情報は下記にまとめてあります。よかったら眺めてみてください。

ラグビーというスポーツの持つ特性

このご両人を始めとして、ラグビー経験者の中には社会の中でリーダー的な地位についている方々が多数おられます。

ラグビーをプレイする人間がすべて人格高潔でさわやかな人間などというつもりは全くありません。ただ、ラグビープレーヤーの中には、組織のトップまたはトップ近くにいる人が数多くいるというのは厳然たる事実です。

それは、全体を見通し判断する力を養うと同時に、自己犠牲的精神を涵養するというラグビーというスポーツの持つ特性によると思うのです。

そうした、魅力を持つラグビーを皆にもっともっと好きになってもらい、親しんでもらえるようにと願うばかりです。

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