イラスト1

久間 十義 雑感

1953(昭和28)年、北海道生れ。早大卒。1987年、「マネーゲーム」で文藝賞佳作入選しデビュー。事件に想を得た問題作を次々と発表し、ポストモダン文学の旗手として注目を集める。1990(平成2)年、『世紀末鯨鯢記』で三島由紀夫賞受賞。『魔の国アンヌピウカ』『オニビシ』等の文芸作品の他、『刑事たちの夏』『ダブルフェイス』『ロンリー・ハート』等の警察小説、『聖(セント)ジェームス病院』等の医療小説、『狂騒曲』『黄金特急』等の経済小説、『僕と悪魔とギブソン』等のサスペンス・ホラーと幅広く活躍している。(久間十義 | 著者プロフィール | 新潮社 )

[投稿日] 2019年04月05日  [最終更新日] 2019年4月5日

関連リンク

お金の世界には人間ドラマがある 久間十義さん 11月連載 :日本経済新聞
ぼくはあまりお金に縁がないのでよくわからないけれど(笑)、お金の世界にうごめいている人間には興味がありますね。いま、世の中がどんどん官僚的になってきているけれど、お金のからむ世界にはまだ人間ドラマがあると思うんです。
「病、それから」 久間十義さん(小説家)変わった腎臓移植への考え
腎臓病のネフローゼ症候群を患った小説家の久間十義さん(63)は自分の病気体験が、腎臓移植の問題を考え直すきっかけになったという。そこから腎臓移植を描いた長編「禁断のスカルペル」など、何作かの医療小説が生まれていった。