凪良 ゆう 雑感
『凪良ゆう』のプロフィール
2006年にBL作品にてデビューし、代表作に’21年に連続TVドラマ化された「美しい彼」シリーズなど多数。’17年非BL作品である『神さまのビオトープ』(講談社タイガ)を刊行し高い支持を得る。’20年『流浪の月』で本屋大賞を受賞。同作は’22年5月に実写映画が公開された
引用元:凪良ゆう|プロフィール
『凪良ゆう』について
先日見たテレビの番組で、この作者の『わたしの美しい庭』が高い評価を受けていたので読もうかと思っていたところ、『流浪の月』という作品が2020年本屋大賞にノミネートされていました。
その際にこの作家のことを調べてみると、もとはボーイズラブ小説(BL小説)の書き手として評価が高かった作家さんということです。
ここでボーイズラブ小説(BL小説)とは
日本における男性(少年)同士の同性愛を題材とした小説や漫画などのジャンルのことで、1990年代中盤〜後半に使われるようになった言葉である。( ウィキペディア : 参照 )
だそうです。
この同性愛というしばりをなくした作品を読んでみたいという作家さんの依頼で書かれたのが『流浪の月』であり、本屋大賞候補作品にもなったとありました( ほんのひきだし : 参照 )。
追記:
上記の『流浪の月』が2020年本屋大賞を受賞しました。
登場人物の内心の追及など個人的な好みとは異なる作品でしたが、独特な表現など、惹かれるものがあったのも事実です。
そうした関心もあってこの作者凪良ゆうの次の作品『滅びの前のシャングリラ』を読んでみました。
『流浪の月』とは全く異なる作風の作品で、一月後に小惑星が衝突し人類が滅亡することが判明しているなかで生きていく四人を描いた長編小説で、かなり惹き込まれて読んだ作品でした。
さらに追記ですが、作者凪良ゆうの『汝、星のごとく』という作品が2022年の本屋大賞を受賞しました。