熊本地震 ひと月後の今

イラスト1

過ぎてしまえば早いもので、今では前震と言われる揺れがあってからひと月が経ってしまいました。

2016年4月14日 21時26分ごろ、益城町で震度7、私が住んでいる熊本市中央区で震度5強の地震がありました。

そして、2016年4月16日 1時25分ごろ、熊本県西原村と益城町で震度7、熊本市中央区で震度6強の地震が再度ありました。後にこの地震が本震であり、14日の地震は前震である、ということになったのです。

その後、それぞれの地震について震度5弱程度の余震が起き、震度4や震度3の余震はは数えるのも面倒なほど起きています。当然のことながらその数日はろくに眠れるはずもなく、それでも神経は張っているので眠気自体をあまり感じませんでした。

震度5強という強い揺れの割にはわたしの近所では外観はそれほどの被害はありません。とは言っても、我が家を始めとして瓦はあちこちで落ちていますし、ブロック塀も倒れています。でも、少なくとも後に見た益城の状況に比べれば大きな被害とは言えません。

ただ、家の中はどこも悲惨な状況だったようです。陶器やガラスの破片が散乱し、まずは屋内で怪我をしないことに千円しなければならなかったと言います。我が家は幸いにしておさえてあったので助かりました。

運が良かったのは、たまたま前日のふろの残り湯があったことです。電気、ガス、水道が止まり、トイレも流せなくなります。常に残り湯をためておくこと、今後実践したいことの一つになりました。

幸いに我が家付近は電気が数時間で復旧したため、料理やお湯を使えたのは大きな出来事でした。以後のライフラインの復旧は担当職員の方々の必死の作業で思いのほかに早く、有難い思いでいっぱいです。この復旧に関しては県外の応援の方々も含め、雨の中でも必死で作業されており、頭が下がるばかりでした。

先日、熊本空港の近くにある我が家の墓を見に行ってきました。かなり大きな霊園なのですが、三分の一を越える墓石は倒れていたように思います。単に倒れているだけでなく、隣の墓の墓石を破壊してたり、そうでなくても通路に墓石、灯篭の破片が散乱していたりと悲惨な状況でした。お墓を立て直したくとも個人では無理だし、だからといってすぐには対応できないのが現状です。まずは家をきちんとしなくてはなりません。

ひと月が経つ現在もなお余震が続いています。夜なかに飛び起きることも未だにあります。でも大きいと思っても震度1であったり、震度2であったりと、次第に終息に向かっている感じはします。

たまに、地面を大槌で叩くような、ドンという音がする余震があります。音だけなのです。あれは何なのでしょう。それに加え、音と共に強い揺れが続くこともあります。次第に慣れてきてはいるのでしょうが、それでも心の底に「恐怖」があるのは否定できません。

避難せずに我が家で暮せることのありがたさを感じます。借りてきたテレビで見る益城の様子は思っていた以上ものもがあります。避難所暮らしの方々の苦労が今では少しですが身にしみます。はやく以前のような日常に戻ることを願うばかりです。

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