小川 一水 雑感
1975(昭和50)年岐阜県生れ。1996(平成8)年、『まずは一報ポプラパレスより』で長編デビュー(河出智紀名義)。その後、2004年『第六大陸』で星雲賞日本長編部門を受賞。2006年、「ベストSF2005」国内篇第1位獲得の『老ヴォールの惑星』所収作「漂った男」で、2011年「SFマガジン」掲載作「アリスマ王の愛した魔物」で、2014年『コロロギ岳から木星トロヤへ』でそれぞれ星雲賞を受賞。骨太な本格SF作品で活躍を続ける。その他の著書に『復活の地』『天涯の砦』『時砂の王』『フリーランチの時代』『導きの星』『煙突の上にハイヒール』、そして『天冥の標』シリーズなど多数。
ずっと以前に『第六大陸』や『天冥の標』の三巻目くらいまでは読んでいたのですが、ここしばらくこの作家の作品は読んでいません。
日本には珍しい、本格的なスケールの大きいSF作品を書かれる作家さんだと思っていたのですが、何となく遠ざかっていました。
でも、多分ですが、SF好きの人にはあらためて言うまでもないほどに高名な作家さんだと思われます。
[投稿日] 2020年11月12日 [最終更新日] 2020年11月12日