紹介作品

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宮下 奈都 雑感

福井県生まれ。
福井県立高志高等学校卒業。
上智大学文学部哲学科卒業。
2004年、3人目の子供を妊娠中に執筆した「静かな雨」が第98回文學界新人賞佳作に入選し、小説家デビュー。
2010年、「よろこびの歌」が第26回坪田譲治文学賞の候補となる。
2012年、『誰かが足りない』が第9回本屋大賞で第7位を受賞する。
2013年より1年間、北海道新得町に家族5人で山村留学を経験。
2016年、『羊と鋼の森』で第154回直木三十五賞候補、第13回本屋大賞受賞。幼い頃に読んだ本で、特に好きだったものは、佐藤さとる『だれも知らない小さな国』だという。(出典 : ウィキペディア

この作家の作品は第154回直木三十五賞候補になり、また第13回本屋大賞を受賞した『羊と鋼の森』しか読んでいないため、後日補完したいと思います。

[投稿日] 2017年01月10日  [最終更新日] 2017年1月10日
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関連リンク

書評家、西野智紀が読む『羊と鋼の森』宮下奈都著 仕事の伸び悩み…森をさまよい始めた人へ
物語は、北海道の山間の集落で育った一人の青年が17歳のとき、放課後の体育館で、ピアノが「森の匂い」のする音色を放つのを聞いたことに始まる。
調律師をめざす若者の道のり?宮下奈都『羊と鋼の森』
ピアノという楽器はなぜこんなに私たちを魅了するのだろうか。ほんとうかどうかわからないが、初めて弾く人間であってもすぐに音が出せるからだと聞いたことがある。
羊と鋼の森 〈週刊朝日〉|dot.ドット 朝日新聞出版
【「本屋大賞2016」候補作紹介】『羊と鋼の森』――ピアノとピアノを巡る人びとの成長の物語
高2の2学期、外村は体育館のピアノを調律する調律師・板鳥の鳴らすピアノの音を耳にしました。その瞬間、外村は森の匂いを感じます。
『羊と鋼の森』は、ひさびさに“本屋大賞らしい”大賞受賞作
『羊と鋼の森』は、社会人であれば誰もが一度は抱く「この職業に自分は向いているのか」「どこを目指せばいいのか」といった葛藤を、丁寧な描写と温かい視点で描き出した長編だ。
【第154回 直木賞 候補作】『羊と鋼の森』宮下 奈都 ※冒頭部分を抜粋。
森の匂いがした。秋の、夜に近い時間の森。風が木々を揺らし、ざわざわと葉の鳴る音がする。夜になりかける時間の、森の匂い。