山本 周五郎

イラスト1
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“風の吹溜まりに塵芥が集まるようにできた貧民街”で懸命に生きようとする庶民の人生。――そこではいつもぎりぎりの生活に追われているために、虚飾で人の眼をくらましたり自分を偽ったりする暇も金もなく、ありのままの自分をさらけだすしかない。そんな街の人びとにほんとうの人間らしさを感じた著者が、さまざまなエピソードの断面のなかに深い人生の実相を捉えた異色作。(「Amazon」紹介文より)

 

社会の最下層で生きる人々の暮らす「街」を舞台に、様々な人の生き様を描いています。

 

但し、滑稽ではありますが、どちらかと言うと重い話です。もしかしたら現代ものとして一作取り上げるのなら「青べか物語」のほうが良いかもしれません。

 

蛇足ですが、上記Amazonのリンクは1970年3月出版のものですが、楽天Booksは「季節のない街改版」として、おなじ新潮社版の2003年04月付の作品にリンクしています。

[投稿日]2015年04月03日  [最終更新日]2018年11月5日
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