実際の事件を元にした高木彬光の小説を村川透監督が映画化。戦後の混乱期に、法の死角を突き完全犯罪を目論んだ男たちを描く。東大法学部の学生が設立した金融会社“太陽クラブ”は急成長を遂げたが、メンバーのひとりである隅田が焼身自殺を図り…。(「キネマ旬報社」データベースより)
かなり前に見たので内容は殆ど覚えてはいないのです。
しかしながら、夏木勲は鶴岡七郎のイメージではないなどと思っていたものの、さすがは役者さんで、迫力のあるかっこいい鶴岡七郎になりきっていたことは覚えています。
松田優作の『蘇える金狼』や『野獣死すべし』でも有名な村川透が監督だったことも覚えてはいませんでした。ただ、原作の印象とは若干違うワルとしての鶴岡七郎の印象が全面に出ていると思った印象があります。