『悪の教典』の三池崇史監督によるアクション。孫娘を殺害された蜷川は、犯人・清丸の首に10億円を懸ける。市民や警察官まで彼の命を狙う中、5人のSPと刑事が48時間以内に清丸を移送しようとするが…。“WARNER THE BEST”。(「キネマ旬報社」データベースより)
監督は三池崇史でした。カンヌ映画祭では低評価だったようです。
公開から一年と少し経った2014年5月にははやくもテレビで放映されました。
私はテレビ版を見たのですが、アクション映画として、それも決して良質とはいえない映画として仕上がっていました。原作の持つ緊迫感や主人公を始めとする登場人物それぞれの懊悩などは全くと言って良いほどに無視されていたのです。
ラストシーンなどはB級のアメリカ映画で見たようななシーンだったのですが、個人的には好きになれませんでした。この監督の悪い面が出ていたように思えます