海堂 尊

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講談社

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存続ぎりぎり、財政難の市民病院に、巨大ブリザードが吹き荒れる。新任“非常勤”外科部長・今中良夫は、この病院を生き抜けるのか?
このままでは財政が破綻すると囁かれている極北市の市民病院に、極北大から派遣されてきた医師、今中良夫。慣れない病院で数々のローカル・ルールに翻弄される日々が始まった。しかし、存続ぎりぎりの病院に、「医療事故疑惑」という痛烈な一撃が……。過酷な地方医療の現場と医師たちの格闘を描いた傑作長編!(Amazon内容紹介より)

 

本書は、2009年4月に朝日新聞出版より単行本が刊行され、2011年3月に朝日文庫(上下巻)、2013年10月に朝日文庫(新装版)が刊行された『極北クレイマー』を加筆修正し改題したものです。

 

「極北篇」シリーズの一冊で、2013年現在「極北クレイマー」と「極北ラプソディ」の2作品があります。

「極北クレイマー」は市民病院の様々な問題点を取り上げた作品です。

 

今中良夫は問題を起こし、極北市民病院に外科部長として派遣されることとなった。

極北市民病院は衛生環境を始めとして数々の問題点を抱えていたが、ただ産科医師の三枝久広だけが良心として頑張っていた。

 

本書は大きくは地域医療の問題が取り上げられていますが、現実に起きた産婦人科医の逮捕という「福島県立大野病院産科医逮捕事件」を大きなテーマとして扱っています。

医療行為という一般人には理解しえないと言ってもいい事柄なので、事の当否については何も言えません。ただ、小説としては興味深いものがあります。

 

少々テーマが重いので、明るく、軽く読める小説を求めている人には向かないでしょう。

[投稿日]2015年04月08日  [最終更新日]2019年2月17日
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