海堂 尊

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講談社

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一九八八年、世はバブル景気の頂点。「神の手」をもつ佐伯教授が君臨する東城大学外科教室に、帝華大の「ビッグマウス」高階講師が、食道癌の手術を簡単に行える新兵器「スナイプ」を手みやげに送り込まれてきた。揺れる巨艦…!大ベストセラー『チーム・バチスタの栄光』に繋がるミステリー、一巻本として新装刊行。(「BOOK」データベースより)

 

「田口・白鳥シリーズ」に登場する役者達が時代を遡り、若かりし姿となって活躍します。

主人公は東城大学医学部付属病院の研修医である世良雅志。後に病院長となる高階権太や若かりし看護師の藤原や猫田などとの間で医師として成長していくのだった。

 

やはりこの人は医者ものがいい。普段眼にも耳にもしない情報が盛り込まれているし、登場人物が医療の世界で生き生きと動き回っている気がします。

世良雅志の成長の物語ではありますが、青春小説としても読めなくはないかもしれません。

 

最後の落ちはそれなりに納得のいくものではありますが、この結末への伏線として必要な設定であるにしても、そこにいくまでの重鎮の言動に少々無理を感じてしまいました。

 

「バブル三部作」と名付けられたこのシリーズは、この後「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」と続きます。

 

[投稿日]2015年04月08日  [最終更新日]2019年2月16日
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