東 直己

ススキノ探偵シリーズ

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地下鉄で乗客とトラブルになっていたところを救ったのがきっかけで、“俺”はイラストレーターの近藤と飲み友だちになった。その近藤が何者かに刺されて死んだ。友人の無念を晴らすべく、ひとり調査を開始した“俺”の前に、振り込め詐欺グループ、闇金融、得体の知れない産廃業者らの存在が…絶体絶命の窮地に陥りながらも、“俺”は友の仇を討つために札幌の街を走り回る。好調シリーズ、長篇第8作。(「BOOK」データベースより)

 

「ススキノ探偵シリーズ」の長編第七弾となるハードボイルド小説です。

 

ススキノ探偵シリーズはこの本から読み始めました。というか、東直己という作家自体、本書で知った次第です。

この本を読んだときのブログに、「これは面白い。私の感性にピッタリとはまった作品でした。こういうことは滅多にないから、たまにあるととても嬉しい。」という文章から始まる一文を書いていました。以下そのままです。

そもそもは、大泉洋主演の映画「探偵はBARにいる」がそこそこ面白かったので、原作でも読んでみようか、という軽いノリでした。例によって、図書館で丁度「東 直己」という著者名があったので即借りた次第です。500頁を越える分量なので少々分厚い、と思ったのだけど、一気に読んでしまいました。

まさか主人公が50歳のおっさんとは思ってもみなかったけど、読み終えてみると大人のハードボイルドでした。

 

 

北方謙三の『ブラディ・ドール シリーズ 』や、『ブラディ・ドール シリーズ 』に統合されたらしい『街シリーズ』のちょっとキザでかっこいい男たちとはまた違います。

同じようにかっこいい男ではあるのだけれど、キザではありません。軽妙な会話と言いまわしは読んでいて非常に小気味よく、早速次の作品を読まなければ、と思わされました。

 

 

登場人物も個性的な人物が描かれており、その夫々が魅力的です。

本『ススキノ探偵シリーズ』一作目の『探偵はバーにいる』から順に読んで、各登場人物の背景を知りたいと、そう思わせる作品です。

ハードボイルドが好きな人なら読むべきですし、好きでない人も多分、このシリーズは好きになると思います。

この作家を知らなかった私が恥かしい。

[投稿日]2015年03月30日  [最終更新日]2018年10月31日
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