本書『雪まろげ: 古手屋喜十 為事覚え』は二年前(2011年9月)に出た『古手屋喜十為事覚え』の続編となる六編からなる連作短編集です。 宇江佐真理の小説たしくあい変らずに読みやすい作品であり、また読了後は心が豊かになる物 … “雪まろげ: 古手屋喜十 為事覚え” の続きを読む
糸車 2015年4月6日
深川の長屋で独り暮らしのお絹。三年前までは、松前藩家老の妻だったが、夫を殺され息子勇馬は行方不明。小間物の行商をして、勇馬を探し続けている。商いを通じて、同心の持田、茶酌娘などと親交を深めるうち、様々な事件に巻き込まれ、 … “糸車” の続きを読む
おちゃっぴい – 江戸前浮世気質 2015年4月6日
札差駿河屋の娘お吉は、町一番のおてんば娘。鉄火伝法が知れわたり、ついたあだ名がおちゃっぴい。どうせなら蔵前小町と呼ばれたかったけれど、素直にゃなれない乙女心、やせ我慢も粋のうち…。頑固だったり軽薄だったり、面倒なのに、な … “おちゃっぴい – 江戸前浮世気質” の続きを読む
泣きの銀次シリーズ 2015年4月6日
泣きの銀次シリーズ(2015年11月 完結 ) 泣きの銀次 晩鐘 続・泣きの銀次 虚ろ舟 泣きの銀次 参之章 事件が起き、現場に駆け付けるが死体を見ると涙が出てくる、馬庭念流の使い手でもある岡っ引き銀次の、 … “泣きの銀次シリーズ” の続きを読む
髪結い伊三次捕物余話シリーズ 2015年4月6日
髪結い伊三次捕物余話シリーズ(2015年11月 完結 ) さらば深川 雨を見たか 我、言挙げす 今日を刻む時計 心に吹く風 明日のことは知らず 中心人物 伊三次 25歳 廻り髪結い 髪結い床(店舗)を持たな … “髪結い伊三次捕物余話シリーズ” の続きを読む
忘れ扇 髪ゆい猫字屋繁盛記 2015年4月6日
おたみが切り盛りする髪結床の猫字屋は今日も大賑わい。近所の住人たちがそぞろ集まり、おしゃべりや噂話に花を咲かせる。そんな折、居職の箸師・得次郎が刺されたという。なぜか自身番には届け出ないでほしいと懇願する得次郎が今わの際 … “忘れ扇 髪ゆい猫字屋繁盛記” の続きを読む
夢草紙人情おかんヶ茶屋 2015年4月6日
嫋やかな美しさを備える女将・お蝠が営む『おかんヶ茶屋』の惣菜は、ごく普通の家庭料理だが豊潤で心を和ませるあたたかい味。人は癒しを求めてこの茶屋に集まるのだ。そんな中、欽哉が人足寄場から戻ってくることに。皆に温かく迎えられ … “夢草紙人情おかんヶ茶屋” の続きを読む
夢草紙人情おかんヶ茶屋シリーズ 2015年4月6日
夢草紙人情おかんヶ茶屋 (2018年12月01日現在) 縁の糸 今夜だけ 夏花 うつし花 雪まろげ 優しい噓 『おりき』シリーズで大人気の著者、新シリーズ!一番の調味料はみんなの笑顔さ。心と胃袋にしみる温か … “夢草紙人情おかんヶ茶屋シリーズ” の続きを読む
髪ゆい猫字屋繁盛記シリーズ 2015年4月6日
髪ゆい猫字屋繁盛記シリーズ(2018年12月01日現在) 日本橋北内神田の照降町の髪結床猫字屋。そこには仕舞た屋の住人や裏店に住む町人たちが日々集う。江戸の長屋に息づく情を、事件やサスペンスも交え情感豊かに … “髪ゆい猫字屋繁盛記シリーズ” の続きを読む
雀のお宿 2015年4月6日
山の侘び寺で穏やかな生活を送っている白雀尼にはかつて、真島隼人という慕い人がいた。が、隼人の四年余りの江戸遊学が二人の運命を狂わせる…。心に秘やかな思いを抱えて生きる女性の意地と優しさ、人生の深淵を描く表題作ほか、武家社 … “雀のお宿” の続きを読む