映画篇   ( 金城 一紀   2015年4月9日

本書『映画篇』は、文庫本で496頁の名作映画をモチーフにした短編集です。 一編一編に未来が溢れる、読んでいて爽やかな感動がわいてくる作品集です。   『映画篇』の簡単なあらすじ   「だから、俺たちは … “映画篇” の続きを読む

対話篇   ( 金城 一紀   2015年4月9日

本書『対話篇』は、文庫本で240頁の切なさに満ちた、しかし爽やかな短編集です。   『映画篇』の簡単なあらすじ   「彼女が死んだのは、僕のせいなんだ」親しい人が非業の死を遂げる。そんな数奇な宿命を背 … “対話篇” の続きを読む

GO  [DVD]   ( 金城 一紀   2015年4月9日

第25回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞をとった窪塚洋介の存在感が素晴らしかったですね。 柴咲コウも同日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞をとっています。というより、優秀作品賞を始め総なめと言った方が良いみたいです。

GO   ( 金城 一紀   2015年4月9日

2000年の直木賞受賞作です。金城一紀の自伝的作品で、窪塚洋介主演で映画化もされました。 他の作品とは違い決して明るい話ではないけれども、在日韓国人である主人公の立ち位置が明確で、とても読みやすい本でした。 でも、そうし … “GO” の続きを読む

沙羅沙羅越え   ( 風野 真知雄   2015年4月9日

本書『沙羅沙羅越え』は、信長子飼いの武将として知られる佐々成政の冬季の飛騨山脈越えを描いた長編の時代小説です。 面白い小説でしたが、風野真知雄の描く物語としては物足りなく感じた作品でもありました。   戦国時代 … “沙羅沙羅越え” の続きを読む

耳袋秘帖シリーズ   ( 風野 真知雄   2015年4月9日

主人公は南町奉行の根岸肥前守鎮衛という歴史上に実在した人物だそうで、知らなかったのだけれど、あの鬼平こと長谷川平蔵と同時代の人らしいです。 更に、「耳袋」も根岸肥前守が実際書いていた随筆のようなものが実在するらしく、本シ … “耳袋秘帖シリーズ” の続きを読む